【献本いただきました】10年つかえるSEOの基本/土居健太郎

先日ヴォラーレさんから封筒が届いたのでロゴがタマネギだと揶揄したことで訴状が来たのかなと思ったのですが、なんと献本でした。ありがとうございます。

しかも土居さんの直筆入り！！！（神棚に飾っています

「早い方なら1時間以内で読みきれる」とあった通り、対話形式でサクッと1時間位で読めました。

第1章　検索エンジンは，なんのために，どんなことをしてるのか
第2章　検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
第3章　検索キーワードを見つけよう
第4章　検索キーワードをサイトに反映させよう
第5章　コンテンツを作ろう
第6章　リンクを集めよう
第7章　SEOを「売り手目線の販促活動」と考えてはいけない
おわりに　検索エンジンの進化とこれからのSEO
（10年つかえるSEOの基本：書籍案内｜技術評論社）

こんな人におすすめ

・SEO初心者の方
・Googleの公式ブログを読んでも何を書いているのかわからない人
・間違ったSEO情報と正しいSEO情報の違いがわからない人
・SEOを教える仕事をしている人

最近よく思うのはSEOの技術面に関してGoogleの公式ブログで色々と発表されたりして、それはそれでとてもありがたいんですが、一般の人には難解すぎるんじゃないかと思うことが多々あります。
例えばパンダアップデートの後に掲載されたこちらの公式ブログ。

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 良質なサイトを作るためのアドバイス

SEOを仕事にしている人は理解できると思うんですけど、多分その手の知識がないウェブマスターの人には「？」が付くと思うんですよね。

本書ではこのへんの話もかなり噛み砕いた形で伝えられています。
「Google公式ブログを噛み砕いて一般の人に伝えるブログ、とか需要があるんじゃないか？」とか先日居酒屋で全然別の人と話してたので個人的にはとてもタイムリーな噛み砕き本でした。

あとは「間違ったSEO情報と正しいSEO情報の違いがわからない人」。
厄介なものでソーシャルで伝播している情報が正しい情報なわけではない（結構高い確率で間違っているものがある）ので、そういう場合もうこの本だけ読んで概念を掴んでおいてあとは覚えなくていいんじゃないかと。

SEO Hacksの公式に

技術解説については、それ系の解説を汎用的な話題として初心者向けに語るのがかなり怖いということと、それ以前にあらゆるケースで適応できるような話が少ないこと、それに加えて技術解説が入った瞬間に拒絶反応を示す人もターゲット層には多いだろうと、思い切ってほぼガン無視しました。
（初心者向けSEO入門書「10年つかえるSEOの基本」という本を書きました ++ SEO HACKS公式ブログ）

とある通り技術書ではなく概念寄りのものを学べる本なので初心者に入りやすいです。
絵本じゃないんだけど絵本感覚で楽しめる感じ。

小手先のことを覚えるよりはこの「概念」を知るほうが遥かにいいと思います。

ちなみに4/23～5/6に購入した方にキャンペーンがあるらしい（※）です。
~~献本でいただいた場合、これって対象になるんですかね？~~

※詳細：「10年使えるSEOの基本」書籍購入者キャンペーン