明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 (アスキー新書)

読了。
ソーシャルメディアとの向き合い方はどうあるべきなのか?を見なおした一冊でした。
ちょっと反省。

 

目次

ソーシャルメディアを過大評価はしないけどやっぱり重要だとボクが思うわけ

「関与する生活者」がつながった~ソーシャルメディアは関与する生活者が動くプラットフォーム

ハイパークチコミの誕生~ソーシャルグラフが情報伝達を大きく変える

ソーシャルメディアの勘所~コミュニケーション・デザイン視点でのキーワード

ソーシャルメディア上で関与する生活者はどう動くか~新・生活者消費行動モデル概念「SIPS」

関与する生活者に愛される方法~ソーシャルメディア時代のコミュニケーション・デザイン

おしまいに~ボクたちはその萌芽の最初期に生きている

 

気になった

U2ボノ「レノンの歌で一番嫌いなのはイマジン。こうなるといいな、と頭で考えているだけではダメだ」

広告は「歌う」ものだった

その情報が「共感」を纏っているかどうか

ソーシャルメディアでは有益である可能性が高い情報に受動的に出会う

情報は「肯定されるもの」になる(facebookの「いいね!」ボタン)

大声で叫ぶようなアテンションは共感を纏わない

信頼され共感される人間はどんな人かを考える

「極上のコンテンツ」と「感動するコンテクスト」

マスメディア全盛期のアプローチ方法とソーシャルメディア時代のアプローチ方法

カスタマーサポート部門の重要性

 

感想

現在当サイトもfacebookページ、Google+ページを作成しているのですが更新情報を配信しているだけです。
(しかもそれすら忘れていることもあるという・・・)

ただ、その配信方法って従来の「マスメディア全盛期のアプローチ方法」なんじゃないかなと。
結局「自分のサイトを見て!」と一方的な押しつけになっているような感じ。

ソーシャル時代のアプローチ方法というのはそういうものではなく、謙虚に、静かに入っていくようなイメージ。
本書ではそれを人間に例えている箇所があったのですが凄く分かりやすかったです。
マスメディア全盛期のアプローチ方法を人間に例えられた時のウザさがすごいw

人間に例えると凄くよく分かるんだけど、webだと見えにくくなっているのが難点で、でも行為としてはそういう「ウザい」という行動を無意識にやっている可能性があるんだよなーと。
色々とソーシャルの反省点が見えたりもしているのですがさて、今後のfacebook/Google+ページの運用をどうしていこうかと。

まずこのサイトの着地地点を考えなくてはいけないかな。反省。


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