世間ではGoogleの変動だなんだと騒ぎになっていますが

「充実したコンテンツ」

というものがあれば、特別なことをする必要はないとのこと。
そこで今回は充実したコンテンツを探ってみることにしました。


■検索クエリ「メロンパン」

まずは、検索。

Melon_2

結果。

  1. メロンパン – Wikipedia
  2. メロンパン レシピ 186品 [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピ …
  3. メロンパン の画像検索結果 – 画像を報告
  4. メロンパンに関連するお店 [食べログ]
  5. メロンパンの研究
  6. 【2ch】ニュー速クオリティ:辻ちゃんがメロンパンを焼いたら格子模様が …
  7. メロンパンとは – はてなキーワード
  8. YouTube – メロンパンのうた(完全版)
  9. YouTube – メロンパンのうた
  10. 移動販売で独立開業!グルメデリバリーシステム
  11. メロンパンのカロリー - 簡単!栄養andカロリー計算
  12. メロンパン のニュース検索結果

サイト内容としては以下の通り。

  1. 言葉の意味
  2. レシピ
  3. 画像
  4. 店クチコミ
  5. 研究
  6. ネタ
  7. 言葉の意味
  8. 動画
  9. 動画
  10. お店
  11. カロリー
  12. ニュース

QDD(Query Deserves Diversity)の反映というのが如実に表れている感じですね。
→QDD参照:QDD(Query Deserves Diversity)とは? Googleが2位以下に出すのは様々なタイプのページ | 海外SEO情報ブログ


■メロンパンが自慢の街のパン屋さんはwebで戦えるのか

ここで考える。

メロンパンならどこにも負けないという自負のある街のパン屋さん「バカ・ベーカリー」。
店舗のwebサイトは持っているもののページは店舗紹介、商品、アクセスなど6ページ程度。

「ウチのメロンパンは知られれば絶対売れるに違いない!」
「メロンパン」で上位表示させることが出来れば売れるのではないか!?

果たして「メロンパン」で上位表示が可能なのか、どうか。

■コンテンツ力を比較してみる

・メロンパン レシピ 186品 [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピ …
→推薦レシピ186品、レポートが4000件以上。

・メロンパンに関連するお店 [食べログ]
→メロンパンに関するお店3800件以上。全国のメロンパン販売店まとめサイト。

・メロンパンの研究
→メロンパンの豆知識、種類、世界のメロンパン。
 サイトとしてメロンパンの知識に特化したサイト。

・移動販売で独立開業!グルメデリバリーシステム
→たい焼きやメロンパンを販売するデリバリーシステムのフランチャイズ募集系サイト。
 被リンクのサイトを見ているとTVなどの紹介も影響しているみたいです。

Melon_ose
 

※リンクの中に確認される「移動メロンパン屋さん」のリンク。

・メロンパンのカロリー - 簡単!栄養andカロリー計算
→豆知識の一つ。各コンビニなどのカロリーがまとめてあります。
 TOPがカロリー計算の大きなサイトで、その下層ページですね。

■街のパン屋が検索結果で戦う方法を考える

「メロンパン」と検索した際に

「全国のメロンパン屋が載っているサイト」(食べログ)と「とある街のパン屋」、ユーザーがどっちを選ぶか。

はたまた

「メロンパンのレシピやその作成レポートなどが載っているサイト」(クックパッド)と「とある街のパン屋」のメロンパンおいしさの秘密コンテンツ、ユーザーがどっちを選ぶか。

あるいは

「各国のメロンパンやメロンパン豆知識」が載っているサイトと「とある街のパン屋」のメロンパン豆知識、ユーザーがどっちを選ぶか。

コンテンツのボリュームが全てではないですが力の差は圧倒的。
戦うにはやはりサイト力を付けていかないといけません。

とは言っても街のパン屋「バカ・ベーカリー」にメロンパンの豆知識や、世界のメロンパンコンテンツが載っているのはちょっと不自然。
コンテンツを充実させると言っても、ある程度の限界はあるわけです。

■街のパン屋はどうするべきか

まず最低限のところは抑えておきたいところです。

【最低限のこと】
・お店の名前
・売りにしている商品のページ
・お店の場所

お店の分かりやすい特長をキーワードで検索した際にまず表示させられるようにしましょう。

次に、世間でどう話題になるか。
そこには商品力も当然ありますし、話題になるための戦略などもあります。

前述した「最低限のこと」を抑えておかないと、話題になった際に検索して見つからないという最悪の事態が起こるわけです。

例えば「バカベーカリー」の「バカメロン」
特徴的な名前ですが「バカベーカリー」「バカメロン」で検索しても出てこない。
サイトがどうなっているかというと

title:Baca Bakery
コンテンツ:全部画像

とか。(過去に体験があります・・・)
絶対に引っかかって然るべきなのに引っかからないわけですよ。
ここでの損失って「ちょっとブログに書いてみようかな」的なユーザーを取りこぼしてしまうこと。

「ちょっとブログに書いてみようかな」とか「twitterでつぶやいてみようかな」と思っているのにサイトが見つからないとなると「サイトないならいいや」となる。

最低限、その店の特長を示す検索では引っかかるようにしておくべきです。
いつ話題になるかわかりません。

話題になればweb上でのリンクや言及も増える。
言及やリンクが増えれば上位に上がれる可能性も増える。

 

■まとめ(キーワードを選ぶ際に他サイトのコンテンツ度を見る)

とは言え、上位が強いコンテンツの場合、やっぱり難易度が高い場合が多いです。

自分が狙いたいキーワードがある場合、そのクエリでどこまで勝負ができるのか、上位サイトと比較してみるべきです。
扱っているコンテンツの多さ、深さなどを見てみると結構違います。
自分のサイトがそことコンテンツ力で戦えるのかどうか。

「有益なコンテンツ」という曖昧な表現をもう少し具体化したいのでこのシリーズはもう少し続けていきたいと思います。


“メロンパンの充実したコンテンツ” への2件のフィードバック

  1. 今日も参考になる記事ありがとうございます!!!!
    メロンパン単キーで上位に上がっているサイトって結構大手だったりしますよね。
    私も管理人さんのように、地域の名前を出したりしてターゲットを絞りロングテールで複数上げる方法を取ると思います。
    プラス、/ギリでブログを作って、今日のメロンパン!って感じで内容がかぶらないようできる限りメロンパンの情熱を語ります!!そして地域の情報を含めてメロンパン!
    他人からは、あ~この人相当のメロンパンバカだな!って思われるくらいメロンパンのことをひたすら書きまくり下層ページからの影響も大きくしてあげます。
    >>最低限、その店の特長を示す検索では引っかかるようにしておくべきです。
    同じです!!メロンパンだけではなく地域+パン屋など拾えるところは拾っていけばユーザーが本来検索対象にしているサイトを見つけやすくなりCVRもよくなりますね!!
    参考になる記事ありがとうございます、また意味不明なコメントを是非させていただきます!!

  2. いつもありがとうございます!
    >/ギリでブログを作って、今日のメロンパン!って感じで内容がかぶらないようできる限りメロンパンの情熱を語ります!!そして地域の情報を含めてメロンパン!
    ブログ、いいですよね!
    たしかにコンテンツは簡単に増やせそうな気がします。
    ブログ内容が日記にならないように地域情報とメロンパンだとより具体的ですね。
    ご意見いただけることでいろんな発想が生まれるのでまたなにか気付きがあれば教えてください!

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