リンクのアンカーテキストの評価を説明するのに
『「いいえ」で検索してみてください』
というのは有名な話。
アダルトサイトの「あなたは18歳以上ですか」→「いいえ」→Yahoo!に遷移
アダルトサイトが大量に存在し、そこからのリンクが非常に膨大な量になるために「いいえ」とYahoo!の関連性が紐付けられている。
そして「いいえ」検索で上位に。
■ありがちな「詳しくはこちら」の「こちら」はどうなのか?
よくあるリンクの例として「詳しくはこちら!」みたいな感じで「こちら」にリンクが張ってあったりしますよね。
じゃあその「こちら」で上位に上がってくるのはどんなサイトなのかと。
今回調べてみました。
日本一の「こちら」を決める戦いが火蓋を切った・・・!
■『全日本「こちら」選手権2011』開催
「こちら」現在の日本ランキングはこちら!
※こちら、検索だけに!(ドヤ
非常に分かりやすい結果となりました。
なんとなく想像がつくのが1位のAdobe。
flashページなどで「Adobe Flash Playerのインストールが必要となります。インストールは『こちら』」的なもの。
やはり、全体的にはサービス系がおおいですね。
正統派の「こちら」でいうと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」と「こちら、プロ野球人事部」でしょうか。
titleにも入ってるし、当然リンクもその類となる。
hanasakiganiはこんな感じ。
やはりリンクの量も膨大です。
(※これが全て「こちら」ではないと思いますが・・・)
■リンクのペナルティ領域に関して想像した。
前回の「今後評価されるアンカーテキスト」の中で不自然なリンク(アンカーで「キャッシング」だけとか)は評価が下がるのではないか、といったようなことを書いた。
その際に
アンカーのバランスなども(例えば「キャッシング」で偏り過ぎてたら点数が激減する、みたいな)あるかと。
というのも考えたのですが、こうやって「こちら」で大量にリンクが貼られていても上がっている現状を見ると、アンカーテキスト数によって段階があるのかもしれないと思いました。
図にするとこんな感じ。
例えば「キャッシング」
同一のアンカーテキスト「キャッシング」で貼っていって、最初は順位がグングン上がっていく。
「これは順調だ」とさらに「キャッシング」で貼っていくと、危険~ペナルティ領域に突入し、急激に順位が下がる。
多分、通常の範囲であれば「キャッシング」を張り続けることによってペナルティを抜けられない。
ところが日本中が認めるような「キャッシング」の権威みたいなところがあって、日本中のどのサイトからも「キャッシング」でアンカーを貼られているようなサイトがあれば、ペナルティ領域を抜けていって「権威」粋に。
「こちら」検索の中でいうとおそらくWebMoneyのサイトなんかはちょっと前に「こちら」で一回ペナルティ領域に入って「こちら」検索をしても全然上位に入らない、みたいな時期があったと思うんです。(誰も検索しないから気付かないとは思うけどw)
ところが、各サイトの決済ページみたいなところから「こちら」とひたすら貼られるものだから検索エンジン側でも「WebMoney」=「『こちら』の権威」みたいな構図が出来上がって上位に表示、今に至る。
(貼ってくれるサイトが権威あるサイトであればペナルティ領域に入るかどうかも別になりそうですが・・・)
■まとめ
過剰アンカーも一定の基準値を振り切ってしまうと権威として存在できるのではないか。
ただし「一定の基準値」と言っても多分「人為的にここまでやるのは無理だろう」みたいな感じで設定されているはず。
最終的には「人為的にコントロールできるものではないから過剰なことはやらない方がいいですよ」といった感じですね。
こんにちはー!!
違うアンカーでも認識させることができて、尚且つ“人為的にここまでやるのは無理だろう”という数値をふりきれば確かにいけそうですね。
SEOというワードだけでリンクしまくってたゴミサイトがどこかに飛ばされちゃってました。
私のではないですが。今回のように詳しいデータを見せていただけるとわかりやすいですね!
ただバランスをミスっちゃうと、どのキーワードでも上がらなくなりそうで怖いなと思うことがあります。簡単そうで難しいアンカーテキスト。。。
すみません追記です。。
個人的な考えとして、Googleからマイナスの評価があったとしてもそれを物ともしない別のすっげーパワー(補うもの)があればマイナスを吹っ飛ばす感じで順位は上がりますね。
おはようございます!
そのサイトのパワー自体が大きく影響するというのは確かにあると思います。
メチャクチャなことやってても上がってるところは上がってますからね。
そこまで強くないサイトが同じようなことをやるとドツボにはまる・・・的なのがあるかと。