ゲーマーと聞くとどうしても「遊び」要素の強いイメージがありますがそういう考えが一切抜ける本。
いわゆるトップランカーがどのように突き詰めた思考をしているのか、物凄く参考になります。
こういう本を読むとゲームと仕事はただ、ジャンルが違うだけなのではないかと真剣に思えます。
もくじ
・そして、世界一になった
・99.9%の人は勝ち続けられない
・ゲームと絶望と麻雀と介護
・目的と目標は違う
・ゲームに感謝
気になった
自分がどんなに痛かろうが苦しかろうが、音を上げなければ負けではない
部活も勉強もせず、代わりにゲームをしているので1分も無駄にせずゲームを追求する
対戦相手が10時間やるなら、30時間やる
ゲームの上手さや強さではなく、苦手なものを克服しようとしたり、あえて厳しい道を選んだりする取り組み方が自信につながった
年齢を言い訳にしているだけで努力の仕方が足りない
自分にしかわからない努力を続けている最中は大抵誰にも認められない
人よりも強くなりたかったら人一倍練習しなければいけない
相手を弱くすることよりも自分が強くなることのほうが大事
気になったことは必ずメモする
試行錯誤の果てにはそれを上回る難度の試行錯誤が待っていることを覚悟する
変わり続けること
失敗ばかりを恐れ何もしないというのが一番良くない
個々の試合の勝ちには喜びを見出さない。喜びは練習の日々にこそ感じたい
自分の今の努力は10年続けられるものかどうかを問いかけてみる
感想
一つ一つがいちいちカッコよすぎるw
結果を出している人間だからこそそういう言葉が刺さるのだとも思いますが、本当にゲームという領域を超えてますよね。
もはや修行僧とか武者の領域。
冒頭にも書きましたが仕事もゲームも突き詰めていくことは、ジャンルが違うだけでプロセス自体は同じなのではないかと。
自分が仕事とか何かで壁にぶつかった際に「ここまで突き詰められているのか?」と自問自答する・・・そんな一冊です。