読了。
話題になっているキーワードということで読んでみました。なかなか面白い!
妄想が膨らんできたので後述。
目次
アトリビューションとは
アトリビューションで取得するデータと準備
アトリビューション・モデリング
アトリビューション・マネジメント
業界担当者コラム
気になった
ラストクリック重視型の考え方を捨てる(松井とイチロー)
クリックスルーコンバージョンとビュースルーコンバージョン
「正しい」モデルはない。「適切な」モデルがあるだけ
コンバージョンパスのSPC分類
評価されやすいメディアと評価されにくいメディア
「効くクリエイティブ表現」の発見
感想
とてもおもしろい本でした!
例でリスティング広告と純広告の予算配分があったのですがアトリビューションの考え方を用いると全然違った風景が見えてくるのだなと。
「アトリビューション」がしっくりこない方には入門編としてオススメの一冊。
以下妄想
ビュースルーコンバージョン(VTC)の考え方をSEOにも使用できないかとか。
純広告の場合、その広告を見たユーザーの経緯が追えるのでVTCの概念を導入することができる。
ではSEOはどうか。
最初の導入部分が自然検索の場合、クリックしてサイトに入ってこないとユーザーが最終的にCVしたかどうかがわからない。
でも検索結果を見たけどクリックしなかったユーザーのカウントとかをウェブマスターツールのインプレッション数で代替できないか。
(ウェブマスターツールの検索キーワードインプレッション数【表示回数】)
ただインプレッション数では単一のユーザーを追えるわけではないので厳密には無理だとは思うのですが、例えばSEOを実施した結果、全体のインプレッション数が増加して、その結果、アクセスの増加以上にリスティング広告の効果が上がったとか。そういう傾向って見られないものかなと。
あと、SEOとの連動効果を期待するのであれば検索結果によりユーザーに訴えかける文言を見せられるようにしないといけないのではないか、とか。
例えば上記のような検索結果であれば、サイト名を全部見られるようにした方があとあとユーザーから指名検索される率が高まるんじゃないか、とか。
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だと、サイト名がなんだかわからないので
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と変えてあげると間接的にサイト名を覚えてもらってあとから検索されるんじゃないか、とかそんな妄想が膨らんでいきました。
今まで検索結果の見せ方を変えるというのは直接的なCTRを上昇させるという意識しかなかったんですが、こういう考え方もあるのかもしれないな、と感じました。
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。チラシの裏でしたw