「コンテンツ」というのが自分の最近のテーマなのですが、「コンテンツの充実」を数値で表すのはすごく難しい。
そこで、ちょっと考えたのが「コンテンツの濃度」のようなもの。
もちろんサイトだったり、競合サイトの状況だったりによって違うと思うんですが、一つの指標として。
そのサイトの、そのキーワードに対しての濃度
かなりオールドタイプのSEOだと「キーワードの密度」とかそんな話だと思うのですが、そんな小手先のキーワードの密度ではなくコンテンツの密度。
例えば「緑茶」で上位表示したい2つのサイトがあったとします。
a.「緑茶より紅茶の方が美味しいよ!」という紅茶のサイト
b.「世界のおいしい緑茶を集めました」という緑茶のサイト
比較するまでもなくbの方が緑茶に関してのコンテンツ濃度が高くなります。
(そもそもaは「紅茶」のサイトですし・・・)
次の事例はどうでしょうか。
c.「お茶の総合通販サイト」の「緑茶」カテゴリ
d. 静岡県の有名緑茶サイト
なかなかに難しそうです。
これだけだと正直どっちのコンテンツ濃度が高いかよく分かりません。
では、次の条件を加えてみるとどうでしょうか。
c.「お茶の総合通販サイト」の「緑茶」カテゴリ
(緑茶商品数:ありふれた2種、紅茶の商品数は300種)
d. 静岡県の有名緑茶サイト(商品数:厳選の10点)
完全に個人的な意見ですが、この場合「緑茶」としてのコンテンツ濃度が高いのはdのように思えます。
もちろん他の要素があるのでどっちが上位表示されるかは全く別です。
ただ内部コンテンツとしての「濃度」が高いのはdではないかと。
まとめ
事例を考えて比較していくとコンテンツ濃度ってわかりやすいのですが、「コンテンツ不足」を考える時にこういった視点を持っておくと自分のサイトの弱みのようなものが見えてくるのではないかと思います。
数式とかで表現できればわかりやすいんですけどね。
物凄く単純な数式で言えば
総ページ数÷そのキーワードに関して言及しているページ=キーワードに対してのコンテンツ濃度
とか。
(適当です。「ページ数」で数値化してしまうのは物凄く雑な計算なのでイメージです)
伸び悩んでいる場合、濃度を意識しながら構築していくとサイトとしての強みも出てくるのかなと。
タグ : コンテンツ発想