先日ある会社の話で炎上していたので、その会社名で検索してみると以下のようになっていました。

  1. 会社のコーポレートサイト
  2. 2chまとめ
  3. 2chまとめ
  4. 2chまとめ
  5. 会社ブログ
  6. 転職サイト

これが、炎上2日後の順位です。

 

なぜこんなに早いのか

「QDF」と呼ばれる検索エンジン側の特性と考えられます。

QDF は、ある一定期間にニュースやブログなどの記事で、特定のキーワードもしくはトピックの出現頻度が、急激に増えたことによって、Google 検索エンジンは話題のキーワードだと認識し、そのキーワード(トピック)の新しい情報を表示されやすくするアルゴリズムをいいます。
QDF 【Query Deserves Freshness】>SEO辞典>SEO対策 キーワード辞典

速報性のある2chまとめなどが上がりやすくなっている状態です。

 

風評被害は完全に防ぐことができるのか?

今回一番考えたのはここです。

「コーポレートサイトとは別のサイトを作ってそのサイトにリンクを当ててそのサイトの順位を上げ、相対的に悪意のある内容を書いたサイトを下げる」というのが大体の風評被害サービスの内容かと思うのですが、QDFの性質を見ていると完全に被害を防ぐことはできないのではないかと思いました。
もちろん、特に速報性のあるものではなくポッと出ているサイトに関してはその対策も有効なのかもしれません。
ただ、今回のように炎上する事例を見ているとGoogle側で勝手に速報性のあるものとして出してしまうので、そういう部分では弱いような気がしています。
(※そもそも順位の確約ができないのはSEO関連のサービスでは当たり前という前提はありますが)

 

炎上対策を考える

炎上は活動している以上、絶対に防ぐ方法はないです。ひょんなことから炎上してしまうケースも多々あるので。。。
「炎上を防ぐ」というよりも「炎上した際にどういう風に対応するべきなのか」を考える必要があります。
この辺はソーシャルマーケティング関連の本に炎上の事例集が多く載っていたりするのでそちらが参考になるかもしれません。

 

そもそも風評とは(おまけ)

「風評被害」とは「風評」による被害のことです。
つまりは根も葉もない噂から出てくることなので仮に事実であれば風評被害とはまた別のものになってしまいます。

ただ、個人的には事実であろうがなかろうが、特定の人間の個人情報を晒すのは同意しかねますが・・・


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