Yahoo!メールの広告が面白かったので面白かった点をまとめてみる。
■ビジュアル的なわかりやすさ
マンガの広告って最近は別に珍しくはないんですがやっぱり非常に分かりやすいです。
こんな感じで表示されました。
特にダイエットしようとか思ってるわけではないんですが、ちょっと読んでみようかな的な感覚があって、おもわずクリック。
進研ゼミのDMのマンガをなんとなく読んでしまう感覚ですかね。
■実際のLP
クリックした先がこの続きのマンガ。これはいい。
これで飛び先がただの商品説明ページだったら萎えますよ。
よくニコニコ動画の右上広告で
マンガ絵のバナー→クリック→ふつうのLP
みたいな流れがあるんですが、非常に良くない。
そのバナーの内容に惹かれてクリックしたのに飛び先が全く違う。
いや、もちろん内容はその企業のものなんですが、ユーザーがどこに興味を持ったのかを考えて欲しいというか。
おそらく企業側で考えているのは
・この広告クリックしたら商品に興味持ってくれる(あるいは「持ってくれている」ということ)だろう
・クリックさせて商品ページに誘導すれば見てもらえるだろう
となるのかも知れませんが、大きな間違い。
自分が思うのは
・商品に別にそれほど興味はないんだけど絵が気になるからとりあえずクリックしてみよう。
くらいの感覚なんじゃないかと。
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話を戻しましょう。
マイクロダイエットの実際のマンガLPはこちら。
マンガでわかる!成功ダイエットの秘密!〜婚活編〜 | マイクロダイエット公式サイト
http://mymd.microdiet.jp/campaign/micromanga_1105/index_y1105mon.html
僕なんか男ですし、もやしっ子なのでターゲットとしては全く違うんですが、そのあたりのリスクヘッジ要素がある。
mixi、facebook、twitterそれぞれのボタンが設定されています。
(※twitterキャンペーンも実施中)
■twitterなどのボタンを設定しておくことによる効果
おそらくマイクロダイエット側も「twitterで『この商品素敵!』的な感じで普及すればいいな」という考えがあったのだと思います。
ただ、予想もしないところでtweetが広がることもあります。
このページ関連のtweetを検索してみると「やってみようかな」「やせたい」というおそらく女性ユーザーと思われる意見の他に、男性っぽい意見もちらほらと。
「痩せる前のマイちゃんの方が好みです」
「かわいい絵柄」
「ぽっちゃりしていた方がかわいい」
男性ユーザー自身は購買層に結びつかないと思うのですが、tweetすることにより、そのユーザーをフォローしている女性ユーザーがLPを読み…と広がりがあるわけです。
ターゲット以外の層が「いいね」と言える要素もある良いでしょう。
※その他「性格に欠点がないし婚活しているのに結婚できないなんて女は信じない」という意見などもありましたw
■まとめ
・バナーとLPの統一感を出す
・ソーシャルメディアに繋げられる仕掛けを作っておく
・ターゲット以外の層が読みたくなる、なにか一言言いたくなるような要素を持たせる
バナーからLPの流れ&仕掛けが非常に面白かったので書いてみました。
参考まで!