「外部リンクの重要性が示される検索結果」として有名なところで言うと「いいえ」検索。

「いいえ」で検索するとYahoo!JAPANが1位に表示されます。
これはアダルトサイトなどの入り口で「18歳以上ですか?」→「いいえ(Yahoo!へのリンク)」の流れで大量にリンクがあるため。

今回、そんな事例のキーワードを別に見付けました。

■「詳細はこちら!」検索

よくある「詳細はこちら」という文言で検索をするとどうなるのか見てみたところ興味深い結果に。

  1. e-コレクト 安心、便利な代金引換サービス : 個人のお客さま | 佐川急便
  2. クレジットカードなら、JCBカード
  3. TOTO:トイレ・ユニットバス・システムキッチン・洗面所・リフォーム …
  4. お届け時カード払い – ヤマトフィナンシャル株式会社
  5. Interop Tokyo 2011
  6. クロネコ@ペイメント
  7. アップル – 直営店 – Ginza
  8. 検定試験情報 [eco検定試験] [はてなブックマークで表示]
  9. 電子マネーWebMoney(ウェブマネー)
  10. 【フラット35】Sのご案内:【フラット35】

title要素に一切「詳細はこちら」が含まれない検索結果となりました。
見ていると代引だったりウェブマネーだったり、どこかのサイトからサービスへの誘導としてリンクを貼られているだろうことが予測できます。

ちなみに「いいえ」検索は下記の通り。

  1. Yahoo! JAPAN
  2. pya! いいえ
  3. いいえ、ケフィアです。とは – はてなキーワード
  4. こだまでしょうか。いいえ、 : 2chコピペ保存道場
  5. 靴ですか? いいえ、戦艦です。あ、いや靴です。 : ギズモード・ジャパン
  6. 「いいえ、ケフィアです。」ボタン
  7. Google
  8. いいえ の動画検索結果
  9. コラだろ?いいえ違います。「事実はコラよりも奇なり」な写真特集 …

Yahoo!/Googleだけ異例ですが他の検索結果にはtitleに含まれています。
title要素は内部対策の中でもかなり重要な要素なので、他の検索キーワードで検索しても大体titleには入っています。

■画像検索の場合

画像検索に関してはおそらくaltではなく周辺のテキストから画像を推測していると思われるのですが、「詳細はこちら」の検索結果が非常に分かりやすいです。

Syousai

1,2番目の画像が楽天臭しかしない。
(※楽天でしたw)

逆に「いいえ」はアダルトサイトの変なラメの入った「退場」というバナーのようなものが出るのかと思いきや、普通でした。

Syousai1

アダルトではあまり画像を使ってないってことなんですかね。
(積極的に評価されるようなサイトでもないということもあるかも知れませんが)

■外部リンクの重要性

サイトのtitle要素に全くキーワードが含まれていないので、外部リンクが依然順位を決定する重要な要素として存在しているのが分かります。

外部リンクをもらう仕組みづくりというのが重要ですね。
どうやったら狙ったキーワードでリンクを貰えるのか。
ちょっと考えてみた。

・title要素にキーワードを入れておく
→自然にリンクをする、tweetする際に引用されることが多そうです。
 「学術記事検索が自然検索に表示された: バカ」でリンクを貰うのと「学術記事検索が自然検索に表示された」でリンクを貰うのではサイト全体に及ぼすポイントが変わってくるのかなと。

・サイト構築の段階からメインのキーワードを決めておく
→例えば「転職」の新規サイトを立ち上げる場合。
 「転職相談のことなら『バカ』へ」よりも「転職バカ」というサイトにした方が「転職」含むキーワードは貰えるんじゃないか、とか。
 前者だと「バカ」というリンクをもらいそうですw

上手くリンクを集める仕組みを構築しているところを探してみることにします。


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