統計学の本を読む機会があったので、読んだ本の比較をしてみた。
※自分自身統計学の初心者なので「わかりやすかった」基準で書いてます。

全部で5冊。

 

マンガで分かるシリーズ(統計学/回帰分析)


わかりやすさ:☆☆☆(3.0)

  ,j;;;;;j,. —一、 `  ―–‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f’辷jァ  !i;;;;;  マンガだから安心・・・
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゛
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  そんなふうに考えていた時期が
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_’,.    ,f゛: Y;;f.   俺にもありました
    ~”戈ヽ   `二´    r’´:::. `!

導入編としてふさわしいのかどうか非常に微妙かもしれません。
マンガなので分かりやすいといえば分かりやすいのですが、
途中の説明が意外と正統派なので概要をつかむ程度になりそう。

マンガ:面白い→説明分:シュールなくらい難しい

数学がわからないとサッパリわからない。初心者には障壁が高い。
ざっくりとした概要をつかむのにはいい。

ちなみに描いてる方は一緒(井上いろは先生!)ですが、
回帰分析の方が女の子が可愛いです。

 

悩めるみんなの統計学入門

わかりやすさ:☆☆☆(3.5)

女子高生の一日と統計学のミックス。
一日の中に統計学がどのように絡んでいるのか。身近な例から統計を見ています。
「私ってテレビの見過ぎ?」「血液型占いって本当に当たる?」「彼氏ができるとメールが増える?」など6章から紹介。比較的馴染みやすいかも。
数式は少なめ。

 

統計学がわかる

わかりやすさ:☆☆☆☆(4.0)

今回読んだ5冊の中では一番分かりやすかったです。
ハンバーガーショップの店長の悩みをバイトのエミちゃんが統計学で解決していくというストーリー。
ストーリーはシンプル、かつ分かりやすく、算出の仕方などもexcelを用いた方法が具体例として載っているのでオススメ。
今回最高に分かりやすかった本。

 

統計解析がわかる

わかりやすさ:☆(1.0)

今期最高の初心者殺し。
初心者が最初に読む本としては難しすぎる。
数式だらけなのでそこで挫折する人も多いかも。
中級者~上級者向けではないでしょうか。

 

まとめ

分かりにくい/分かりやすいは別として総じて感じたのは

「初心者の人に対していかにわかってもらうか」

を工夫している本が多かったということ。
ストーリーを含めてみたり、身近な例を入れてみたりで、自分の知っている知識を世の中に広めていこうという姿勢にちょっと感動しました。

どの業界でも「もっとわかりやすくできないか?」と考えていくことは姿勢として大事なのではないかと思います。


“統計学初心者が読んだ統計学の本でわかりやすいものまとめ(+知識人の努力)” への2件のフィードバック

  1. ゆうじと申します。
    ブログでここまで内容が充実している記事に出会えたのは久々です。
    初心者がわからなくならないように、専門用語は極力避けて記事書かないといけないですよね。
    気を抜くとすぐ忘れるので、今一度ふんどし締めなおします。
    今後も更新楽しみにしております。
    ありがとうございました。

  2. コメントありがとうございます。
    難しい言葉を使ってしまうのは発表する側の自己満足だったりしますよね。
    その辺は自分も本当に気をつけたいなと思ってます。
    何かの足しになれば幸いです。

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