Money

お金に好かれる人嫌われる人 稼ぐ貯める増やす

読了した。
お金に関して日本人は勉強する機会が非常に少ないと言われているので積極的にこういうお金の本を読んでみることにしている。

お金の視点を強化していくことにより、働き方の幅も変わってくる。
全体的にはそんな話。

■気になったところ
・1個100円の商品でいくら儲かるのか
→この視点ってありそうでないことが多いです。
 世の中で販売されているものはほぼ利益が出るように出来ている(はず)のでこの視点を常日頃から持っておくことで商売感覚を養える。

・サービスという価値
→一流のホテルなどが高い理由。
 個人的にはサービスはお金を掛けずとも工夫できる点は多いと思っているのですが。
 その教育費にお金を掛けていたりするところはその分の価格を載せていることも多い。

・お金関連の話で上司を説得できる人、できない人
→出来る人は「そこに投資をするとどれくらいのリターンがあるのか」を明確に指し示すことができる。
 「役に立つから」「ないと困るから」では説得力に欠ける。
 具体的にその投資にどういうリターンがうまれるのかを示す。

・仕事をやる意味を明確にして効果を引き出す
→部下などに仕事を与える際にその背景を説明することにより、より効果の高い仕事をさせる。
 また意味を知ることにより創意工夫の幅も増える。

・10年先の会社/業界を見る
→10年先の自分の会社、または業界を見る。
  具体的に現在のアクションとしてどう動いていけるのかを考える。

・「共有する」ということ
→ノウハウは自分だけでためこまない。
 周囲に共有していくことで、会社全体の利益が上がり自分の評価も上がっていく。

■まとめ
自分の普段のアクションが「お金」という面に落とされていて非常に面白い一冊でした。
仕事への落し込みができるので、特に「現状の会社環境に納得がいかない」とか「自分は何故評価されないのか」という方は一回読んでみると面白いかも知れません。
お金の本、としても面白いですが「組織人」としてのいい流れにもつながっていく本。

非常におすすめ。


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