これまた秀逸な一冊。
「SEOを強化する技術」もそうだったけど最近は良書にあたることが多いです。
一般的な広告(事例は新聞広告っぽかった)の見え方とか見せ方を図解で説明している。
その商品の訴求点は何なのか、どうやったら見ている側に伝わるのか。
同じ広告を見せ方を変化させて図で説明しているので非常に分かりやすく、興味深い。
これ、絶対他の広告にも使えますよね。
例えばリスティング広告とか純広告とか…もしかするとSEOでもSerpsの見せ方を考えるのに使えるのではないか。
(titleをあまり変えすぎるのは良くないとか言われているのでその辺は微妙かと思いますが)
結局のところ、数回で答えが出るものではなく、永遠の検証の繰り返しなんですよね。
それが面白いわけだけど、そこまで底力のある企業ってなかなかないのではないかと。
景気が景気だけにどの企業も広告費を削減し、「一発であたる」広告を狙ってくる。
仕方ないと思うんだけど、やっぱりちょっと違和感があるな…という気がしてならない。
広告を販売する側から見ると非常に賛同出来るものがあるのですが、逆の立場から見ると「そこまでの予算と人員がない」みたいなことになるんでしょうね。
それでも広告はこういう効果検証をして実施して行ってほしいと思う。
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ちなみにちょっと関係がありそうな記事もあったので貼っておく。
驚くほど伝わらない、サービスのメリット
これ、おもしろいですね~。
まさにこんな事例がわんさか載ってた一冊です。
・ターゲットは誰なのか
・そのターゲットからその広告はどのように見えるのか
色々なことを再確認すべしですね。