読了。
非常に面白かったです。
絶対読むべき一冊。
■ポイント
・エッセイを書こう
→エッセイを書く習慣を付けることによって視点が変わってくる。
・自信がなくてもそれを表現しない
→「つまらなくてすいません」「まとまらなくてすいません」はその時点で評価が低い。
試合に出ているのに「おなかが痛い」と言っているようなもの。文章は書き始めたらそこが戦場。
・凡庸さを打ち破る
→自分の言葉で表現する。ありきたりな言葉から連想を重ねていく。
タイトルの付け方にも工夫をする。
・企画書、稟議書も工夫次第
→社内により積極的に訴えるために文章をうまく使う。
・読書感想文は読書エッセイ
→感想ではなく、ひとつの言葉から自分の思いを書き綴る。
■感想
名著でした。
ブログなどで色々と書いていてもそこまで感想を貰えるものでもなく、貰えたとしても文章そのものより扱っている「ネタ」に関しての感想が多いのでそもそも自分の文章力がどの位置にあるのかよくわからないわけです。
(褒められたことはないですがw)
自分は文章に自信がある方ではない(+読書感想文も非常に苦手でした)ですが、この本を読んで
「面白い文章はどういう仕組みになっているのか」
が分かるようになりました。
学校で「国語」という教科はあるものの、文章の書き方を教えてくれるわけではないので教養の一冊として読んでおくべきでしょう。
いや、大袈裟じゃなくてホントに。
それだけ感動した。