読了。
日々生活していると様々なシーンで心の揺れが生まれますが、そういった揺れを見直すのに非常に良い一冊でした。
もくじ
なぜ、平常心でいられないのか?
なぜ、人を嫌いになるのか?
喜怒哀楽を、お釈迦さまはどう教えているか
生老病死に平常心で臨む
平常心を身につけるための日々の習慣
気になった
心のなかで起こっていることを「こういう状況」として受け入れる
「自分の考え、執着」に対する内的な条件反射
平常心の対極にあるのは、自我=プライド
心は浮き沈みするもの
慢と業
苦手な人の慢を想像し、その苦しみを理解しようとする「慈悲の瞑想」
「怒る」という業を積むと結果報いを受ける
あれこれとこだわらない
目標にした途端に道に迷ってしまう。
執着をしない。
死を受け入れる平常心のレッスン
感想
とても面白かったです。
読んでからというものの自分の心が普段どれだけ揺れているのかを意識することが多くなりましたw
さらに「平常心で在ろう」とすることがそもそも「執着」という、考え方。
その上の俯瞰、という見方が個人的には非常に面白かったです。
宗教的な観念は全然わかりませんが「心の動きを客観的に見る」「執着しない」といった考え方はいままで平面にしか見えなかったものが立体的に見えるような感覚に陥りました。
この2点の考え方は、生き方に幅を持たせることができそうです。
心の在り方を多方面に伸ばせるので非常におすすめ。