スニペットとは・・・
スニペットとは直訳すると「切れ端」とか「断片」の意だが、インターネット上ではもっぱら検索サイトでの結果ページで表示される、検索語が含まれるテキストの抜き書きのことを指す。
スニペット:ビジネス用語辞典 | Wisdom
つまり
検索結果のこの部分です。
■どこから引用されるのか?
自分の考えとしては
・descriptionに検索キーワードが入っている場合、descriptionから引用
・descriptionに検索キーワードが入っていない場合、文中から引用
こんな感じです。
文字数に関してはこちらを参照
→ああそうそうこれこれw的な、SEO情報のまとめ「PC・モバイルSEO : Meta Description文字数 エンジン別 2011年2月版」
■様々なスニペットパターン
・descriptionが設定されていない、サイト内に検索キーワードがない場合
元々サイト内に文章が少なく「TH2AD」も文字列もないので、引用が凄いことになってます。
・descriptionが設定されていない、サイト内に検索キーワードがある場合
検索キーワード「バカ」
サイト内の様々な箇所からキーワードを拾っています。
読めなくはないです。
・descriptionが設定されているが、description内に検索キーワードがない場合
検索キーワード「ひまわり」
※<meta name="description" content="動画にコメントできる寄生型動画サイト">
文中から拾っています。
・descriptionが設定されているが、短い場合
検索キーワード「バカ」
※<meta name="description" content="バカの成長を温かく見守るブログ" />
descriptionとサイト内から引用しています。
・descriptionが設定されているが、description内に一部検索キーワードが含まれている場合
検索キーワード「ひまわり動画」(※先程のは「ひまわり」)
※<meta name="description" content="動画にコメントできる寄生型動画サイト">
「動画」が含まれているのでスニペット表記が「ひまわり」の時と比べて変化しました。
■descriptionをもっと有効活用できないのか?
先日
「titleにキーワード入ってるんだからdescriptionにはキーワード入れないでもっとこのスペースを有効活用できないのか?」
という意見を伺いました。
確かにもっと有効活用できそうな話で、例えば「八百屋」で検索したときに
XXX八百屋
XXXはおいしい野菜をお届けする新感覚八百屋です。水曜日の午前10時から11時までは特売セール!電話番号はXXXXXXXXXX。お店の情報お店・・・
よりも
XXX八百屋
水曜日の午前10時から11時までは特売セール!電話番号はXXXXXXXXXX。お店の情報お店の情報お店の情報お店の情報お店の情報お店の情報・・・
無理に八百屋を入れない方が情報を入れられますよね。
あと、見方によっては「titleに『八百屋』って出てるのに説明文で『八百屋』っていう必要あるの?」とか。
ただ、descriptionにキーワードを入れた場合、説明文に入っているキーワードが太字になるのでユーザーの目を引くような気もします。
■スニペットにキーワードが入っていなくてもdescriptionの内容が表示される事例
ちょっと特殊なパターンです。
検索キーワードがサイト内に入っておらず、descriptionが設定されている場合、スニペットにdescriptionから引用されるケースがありました。
検索キーワード「ひまわり」
※<meta name="description" content="東京都が提供する医療情報の検索サイト
病院・診療所・歯科診療所・助産所などの医療機関情報を地域や科目といった
色々な条件からさがせます。">
ただし、「検索キーワードがサイト内に入っていない」という特殊な条件下なので、その前提が崩れるとやはり文中から引用されます。
検索キーワード「また、かかりつけ医についての情報をご覧になれます。」
スニペットが途中で切れています。
■まとめ
サイト内から文章をランダムに読み取られるのはやはり検索結果的に美しくない場合があるので、
・ページのターゲットキーワードを設定する
・descriptionにはターゲットキーワードを含んだ訴求力のある文章にする
というのが今のところ美しく見せる方法としてはセオリーのようです。