Yahoo!がやっぱり独自で何かやってる可能性があるかも?の話。
■Yahoo!とGoogleサイト内リンクの違い
昨日の更新:iPhoneのGoogle/Yahoo!検索を比較してみた「なか卯」(10.1.12) での御指摘。
GとYでサイト内リンクが異なるというのがきになります
よく見ると…
違う!
共通しているのは僅か2つで「商品メニュー」と「新商品・季節メニュー」のみ。
さらに不思議なのが飛び先のURL。
共通していても異なるURLあり。
Yahoo!:http://www.nakau.co.jp/menu/cgi-bin/
Google:http://www.nakau.co.jp/menu/cgi-bin/index.cgi
この違いはなんなの・・・
■中身で気になる点:Googleサイト内リンクの「鴨そば!!」
これはどうもサイト内にそんな記述がないっぽい。
site:http://www.nakau.co.jp/ 鴨そば 検索結果
いかにもtitleに含まれているような記述ですが、よく見ると「-」の記述。
「「鴨そば」!!! – :新着情報:なか卯(なか卯は「元気になるごはん …」
Google側が自動生成しているtitleにあるパターン。
実際にhttp://www.nakau.co.jp/news/cgi-bin/news.cgi?news=0000000128(鴨そばページ)に飛ぶと
<title>:新着情報:なか卯(なか卯は「元気になるごはん」を提供する和風ファストフードチェーンです。)</title>
となっている。
(本来システムで自動的に生成されるんですかね?)
ちなみに他の新着メニューでも同様のGoogle側の自動生成が散見される。
例:「なか卯 鶏塩うどん」「なか卯 牛カルビ焼肉丼」
それにしてもこの「鴨そば」!!!はどこから来たのでしょうか…
サイト内リンクに表示しなくてはいけないほど新しいメニューでもないっぽいんですよね。
他のサイト内リンクに関してはサイトマップに記述があるので納得はできる。
クエリに合わせて検索結果を変えているような気がするので特に心配はないかと思いますが、内部リンクで「こちら」「詳細」とか書くとこんな表示のされ方をしてしまう可能性もあるということ。
・検索順位の違い
Yahoo!はインデントでドメインを括ってるせいなのか順位が大幅に異なるということもあるみたいです。
ただ、より特化したクエリに限る、といったところですかね。
・いの一番で競合に誘導するな事例
検索クエリ「なか卯 メニュー」
Yahoo!
いきなり競合への誘導が…
ちなみにYahoo!は「なか卯」で検索した際も競合を喚起させるような関連検索が出てくる。
反面、Googleは一番下にさりげなく記述。
ユーザー:「なか卯 メニュー」で検索して10位まで見たけどイマイチだったな…
↓
Google:「吉野家」「すき家」はどうでしょう?
というコンシェルジュ的流れを想像すると自然な感じはする。
松屋は推奨されていないようですw
■まとめ
色々と見てみたのですが今現在分かっている例としてはこのような感じ。
最初検索プラグインの関係かと思ったんですが、検索プラグインの内容をそもそもよくわかっていない(資料見たけどグルメ系サイトの例ばかりだった)上に、検索プラグインそもそも終わってるよ、という話。
ただ気になったのは「検索プラグイン終了」ページの記述
なお、検索結果画面のリッチ化についてはYahoo! JAPANとしてひきつづき実施してまいります。
(検索プラグイン開発ツール サービス終了のお知らせ)
もしかするとこの辺は独自要素が入っているのかも知れませんね。