位置情報によって検索結果が変わるヴェニスアップデートのようなものが2014年の年末に実装されました。
参照:Google Venice Update 検索者の現在地に基づきランキング変更するアルゴリズム適用
そこで今回位置情報を変更させながら「ラーメン」と検索したらどんなふうに検索結果が変わるのかを調べてみました。
検索結果だけで日本中のラーメンを探す旅。ちょっと燃えますね。
実施方法
位置情報を検索設定から変更しました。
1.google.co.jpにアクセス。検索結果の右上「検索設定」をクリックします。
2.「場所」設定から任意の場所を設定し保存(google.comだと「場所」の表示なし)
3.検索結果のフッターの位置情報が変更されています。
(私の心は沖縄県那覇市)
4.あとはひたすら位置情報を入れ替えて「ラーメン」と検索するだけ…!
今回は47都道府県の県庁所在地で検索をかけました。
県庁所在地名はこちらを参照:県番号,都道府県名,県庁所在地一覧
日本全国ラーメンの旅スプレッドシート
その結果はこちら!
47都道府県別「ラーメン」の検索結果が1〜10位まで入っています。
(2時間近く費やしました…)
気付いたこと
・基本的に食べログなどを中心に大手サイトは内部ページが入れ替わっていることが多い。
これは沖縄県那覇市の検索結果。茨城県水戸市なら「水戸市のラーメン(拉麺) [食べログ]」となる。
・地域特化っぽいサイトが掲載される。
新潟県新潟市の1位「新潟ラーメン.com」
北海道札幌市の6位「札幌ら~めん共和国 – 北海道ラーメンのフードテーマパーク」
元々このアップデートについてはこういう強みがあるんでしょうけども地域性が色濃い。
・謎のNaverまとめが多出
ともかくこれがひたすら出てくるんですよね。
「美味しいラーメンが食べたい!」~◯◯県◯◯市のおすすめ〜というテンプレ。
(◯◯の部分が地域ごとに入れ替わる)
ちょっとドメインが重視されすぎというか何と言うか(略
・近隣のイベントなども含まれてくる
長崎県長崎市、佐賀県佐賀市など九州を中心に「福岡ラーメンショー2014」が表示されている。
近隣のイベントごとだからですかね。
・変化しない部分
ナレッジグラフ
関連検索部分
ニューストピックス
Wikiのサイトリンク(どの地域でも「京都ラーメン」)
・(余談)日本語ドメインを見た。
広島県広島市の「広島ラーメン烈伝」が日本語ドメイン。
普通に検索をしていて日本語ドメインを久しぶりに見たような気がする。
まとめ
ラーメンみたいに地域性が極端に出るものはこの手の検索結果が変わりやすくて面白いですね。
他にも影響されやすそうな地域情報を変更して色々と検索してみると面白いかもしれません。
あと腹が減った。
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