前回:Flashページを作ったらスマホ検索結果で「動作しない場合があります」表示になった。

この時のFlashサイトに修正を加えてどうなるのかを確認してみました。

 

経緯

・Googleの公式発表:Googleの検索結果に、誰もが表示できるウェブサイトを(2014/10)

この時から「大部分がFlashであるようなページ」(公式より)は「Flashを使っている可能性があります」という表示になりました。

 
・実験ページ作成:【休日検索雑談】敢えてFlashページを作ってスマホの「非対応」状況を生み出してみる
→そこでFlashページを敢えて作ることで「非対応」を体験してみることに。

 
そして前回:Flashページを作ったらスマホ検索結果で「動作しない場合があります」表示になった。

flash
満足。

 

今回の実験

今回は対象ページに文章を500文字程度突っ込んで、Fetch as Googleを送ることでどうなるのかを検証します。

(今まで)
smh
テキスト13文字w

(変更後)
smh
テキスト520文字へ。

スマホ(iPhone)で見るとこんな感じ。
smh

 
ここからWebmasterToolにてFetch as Googleを送信。
fetch

スマートフォン向けのって「インデックスの送信」ってあったんですね。
スマホ向けに全然使わないから知らなかった。

 

送信直後の状況

Fetch as Google送信後にクローラーがすぐに来ました。
ログは以下の通り。

************************
2015/2/4 6:00
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 6_0 like Mac OS X) AppleWebKit/536.26 (KHTML, like Gecko) Version/6.0 Mobile/10A5376e Safari/8536.25 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)

2015/2/4 6:00
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
************************

当たり前ですが検索結果にはまだ変化なし。
beforeafter

(左がFetch as Google送信前、右が送信後)

ちなみにYahoo!スマホ版は通常表示でPCと同じ。

yahoo

実際にこの状況を見てみたい!という方がいらっしゃったら以下のキーワードで検索していただければ引っかかります。
flash-key
テキストで書くと別ページが引っかかるので画像にしています。

あとはこの仕掛がどうやって動いていくのか…
また検証が進んだら公開したいと思います。

 

追記(2/5 19:19)

2/5 8:08の段階では下記の通り、まだ「非対応」表示のままでした。

smh-change-2

ですが、検索結果に変化が出たことをキムさんに教えてもらいました
(ありがとうございます!)

確認したのは2/5 19:15。

smh-change-1

この実験ページ、titleにクローラーが来た時間を表記させるようになっているのですが、見てみると新しいクローラーが来たみたいですね。
ちなみに実験後のクローラーログは以下の通り。
(前述のものも含めています)

************************
2015/2/4 6:00
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 6_0 like Mac OS X) AppleWebKit/536.26 (KHTML, like Gecko) Version/6.0 Mobile/10A5376e Safari/8536.25 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)

2015/2/4 6:00
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)

2015/2/4 16:51
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 6_0 like Mac OS X) AppleWebKit/536.26 (KHTML, like Gecko) Version/6.0 Mobile/10A5376e Safari/8536.25 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)

2015/2/5 11:16
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)

************************

時間の反映は赤字の部分ですね。
flashじゃない判定はどこのクローラーで出してるんだろう。2/4 16:51のものかな。

 
***

(余談1)PageSpeedInsightsのUA

誰かが送っていたのか一応UAが取れたのでw

公式でUAは公開されていませんが以下の様な記述があります。

Page Speed Insights では、携帯端末やデスクトップ端末向けのページのパフォーマンスを測定します。URL を 2 回(モバイル ユーザー エージェントと PC ユーザー エージェントで 1 回ずつ)取得します。
PageSpeed Insights について

(PC版)
Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; Google Page Speed Insights) Chrome/27.0.1453 Safari/537.36

(スマホ版)
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 6_0_1 like Mac OS X) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; Google Page Speed Insights) Version/6.0 Mobile/10A525 Safari/8536.25

 
(余談2)PCの検索結果とインデックス状況が異なる

検索結果titleの時間に注目してみてください。

・Google PC(2/4 6:00表示)
pc

・Google スマホ(2/5 11:16表示)
smh-change-1_1

・Yahoo! PC(2/5 11:16表示)
yahoo-pc

・Yahoo! スマホ(2/5 11:16表示)
smh-y

まあ時間差レベルですかね…

ひとまず今回の検証は以上になります!スマートフォーン!


“追記あり【実験】Flashサイトに文章を追加してみてスマホの検索結果がどうなるのかを検証してみた。” への1件のコメント

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