話題になっていたので読みました。
もくじ
まずは人が欲しがるものを作れ
自分なりのグロースハックを探して
クチコミを巻き起こせ
つかんだユーザーを手放すな
私自身のグロースハック-学びから実践へ
(特典)
オンラインで閲覧できるプレゼンやセミナーなど
参考書籍
グロースハッカーのブログやツイッター
グロースハッカーになるための次のステップ
気になった
ホットメールで生まれた新しい手法
伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証・追跡・測定が可能なものだけを用いる
無気力でいるのはやめて、手を動かそう
マーケターの仕事は、手にした製品をそのまま扱うのではなく製品に取り組み、改良すること
なぜ私はこの製品を使うのか?
いかに低コストでふさわしい相手に訴求するか
ホルスティーマニフェスト
ソーシャルカレンシー(社会的通過)を無料で獲得する方法を考える
(グロースハックのアプローチは)何にでも応用できる
マーケターというものはー言ってしまえば人間というものはー常に間違えるもの
細かな改善は福利の考え方を前提にしている。
感想
一般的にグロースハッカーという言葉だけが華々しくひとり歩きしている感じがあり、この書籍に書かれているような地道に取り組んでいく感じというのはなかなか伝わっていないのではないでしょうか。
この本が一番面白かったのは実際にどういったことを取り組むのかを書かれているところです。
成功談だけを見ると非常に華やかなのですが、実際の業務としては非常に地味。
ただ、その地味な一歩を踏み出すことでグロースハッカーへの道が開けるのではないか・・・などと感じました。
最後の「複利の考え方」(ちょっとづつ改善を重ねていくことで長期的には倍々に改善されていくというもの)がポイントで、長期目線を持って日々取り組むという発想が大事。
そういった考え方は今までにもあったものの、それを実際の業務などの改善に落としこむという部分が今までと違った切り口なのかなと。
わかりやすく、書籍もそんなに分厚くもないので「グロースハッカーって何?」「グロースハッカーという仕事を知りたい!」という方にはおすすめです。