ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法 (新潮新書)

これは面白かった。色々考えられた良書。

■ヤフートピックスに関して
Yahoo!Japanのここの部分
Yahootopics

ここはYahoo!本体そのものが記事を書いているわけではなく、提携しているメディアから記事をもらっているというもの。
ここに掲載されたときの効果は莫大で本書にもその事例が載っています。

■人に伝達するという方法
このトピックスの項目ですが

・13文字前後
・人が見たくなるような(それ以前にY!側に選ばれるような)記事・内容

といったところがポイントになります。
この「13文字」というのが自分には非常に面白かった。
どこか検索エンジン周りに通ずるところがあると思うんですよね。
例えばtitleをどういう風に付ければCTRがあがるのか、とかそういった感じ。

で、この部分「!」が付いていたことはないようです。
感嘆符で人を惹きつけようとする安直なことはしてはいけませんってことですね。

■Yahoo!で学ぶこと
IT関連(とざっくりまとめてしまうけど)の人に関してはGoogle使いの人が多いかと思うのですが、Y!のトップもここまで面白いものがあったりします。

SEOで「充実したコンテンツ」とかそういうあいまいな言い回しがあって自分はそれが本当に好きじゃないのですが、こういうコピーの部分から修正に入っていくのもいいのかもしれません。
(もちろん内容も伴っていて、CVに繋げるというのが最終目的ですが)

Y!毎日見ながら勉強してみると面白いですよ。
コピーと内容の親和性など、詳細が本書に記載されています。

広告全般にそういうことが言えるのではないかと思うんですが、勉強になる良書。


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