キズナのマーケティング ソーシャルメディアが切り拓くマーケティング新時代 (アスキー新書)
読んだ。
かなりの良書だったのでソーシャル展開をしている企業様は必読。
以下、気になったこと。
■自分はそこまで他人に気にされていないということ
率直に書いてあってよかったですw
ソーシャル(今の流行で言うとtwitterとか)を使えば企業が儲かる!みたいな触れ込みの幻想、そして現実が書いてあります。
twitterアカウント持ってると分かると思うんですが、自分のつぶやきって思いのほか見られてないんですよね。
一般ユーザーと企業のアカウントではワケが違うのではないかと思っていたりしたんですが、どうも企業アカウントだからといって注目されるというわけでもなく、企業アカウントのつぶやきすらスルーされている可能性がある。
博報堂さんの「「自分ごと」だと人は動く」という本があったのですが、その中でも情報がスルーされている可能性に関して言及されていました。
(これはあわせて読みたいところです。おすすめ。当サイトの感想→■)
要するに「好き」「嫌い」の問題ではなく、そもそも見ていない、と。
×twitterでアカウントを作ってつぶやけばユーザーが沢山興味を持ってくれる
○twitterでアカウントを作ってつぶやいてもそもそもスルーされている可能性がある
ですね。
■投資対効果という企業内プロセスの問題
アカウントを開設するにしても企業内で
「それやったらどれくらい儲かるの?」
というのは絶対聞かれる面です。
ただ、その扱い方に関してももう少し慎重に、かつ長期的に見なくてはいけないということ。
短期的に見て「ダメでした」→「中止」では全く意味が無い。
そのプロセスをどのように描いていくのか、細かい説明が記載されています。
ソーシャルに関しては間接的な効果の要素が非常に多いので数値化出来る部分をきちんと測定できるようにしておくことが大事です。
■マーケ担当はまずブログにせよ、twitterにせよやってみるべき
twitterをやったこともないのに「これからはtwitterです!」と始めてしまっているようでは話にならない。
実際に自分でやってみて、どのようなものなのか、どういう行動を取ったら周囲がどう反応するのか。しないのか。
そういった肌での感覚を持っていないと想像していたものとのギャップにぶち当たってしまいます。
現実にはマーケ担当が実際にそういったソーシャルのツールを動かしたことがないということが多い、とのこと。
■思ったこと
改めて書きますが企業アカウント、って特殊なイメージがあったんですね。
自分の中では個人アカウントは注目されなくても(←体験済みw)、企業アカウントは多くの人がツイートを注目してくれるのだろうと。
実際はそういうわけでもなくて、地道に積み重ねていかないと注目も得られないし、ましてや対応の方法を間違えるとマイナスにもなりかねない。
「これからソーシャル」と考えている企業様は多いかと思うんですが、まずいったんこの本を読んでみるべきでしょう。現実が書いてあります。
率直な記述があって非常に親切な一冊。


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