ロングエンゲージメント なぜあの人は同じ会社のものばかり買い続けるのか

ソーシャルメディアの勉強ということで読む。
ソーシャルは理論がどうのこうのより事例を示す方が具体性があってわかりやすいと思うのですが、その具体性があって読んでいてとても面白かったです。

 

■気になった部分
・広告コミュニケーションは共感の時代へ

・Facebookを一つの国と考えると中国、インドに次ぐ第3位の人口を持つ

・ハドソン河旅客機不時着事故×twitter

・モレスキンのブランドエピソードの表現方法

・川崎和男「橋をデザインするときに、橋をデザインしてくださいというふうな頼み方はしないでほしい」

・企業と理念と顧客のつながり

・ザッポスのコールセンターの話

・サウスウエスト航空の炎上防止事例

・ゴミをゴミ箱に捨てるようにする工夫、健康のために階段を登るようにする工夫

 

■感想

気になるの部分に「広告コミュニケーションは共感の時代へ」と書いたんですが、その視点を中心にどういう広告(コミュニケーション)が生まれているのか具体的な事例が掲載されています。

ソーシャルメディアが隆起してきて、企業でも「何かソーシャル対策をやらなくては・・・」というところも多いかと思います。
その際に、ただFacebookをやる、ただtwitterをやる、というのではなくこういった知識の下地と具体的にどんな事例が今までにあったのかを知っておくことが重要です。

最初にも書きましたがソーシャル関連の本は具体例がたくさん載っている方がいいと思っているので、この本はおすすめの一冊です。