解析の種類を知る

ある仕事の関係で解析に関わることになった。

関係者の人が

「Webビーコン型が何なのかすら知らない奴いるんだぜ!? 信じられるか?」

と言っていたので、ハハハ…と愛想笑いしていたのですが

それ、

僕です!

…というわけで、調べてみた。

解析の種類としては3種類ある模様
 ・サーバーログファイル型
 ・Webビーコン型
 ・パケットキャプチャ型

で、順に調べてみる。

サーバーログファイル型
 
サーバーに保管されたログを引っ張り出して解析する、という手法。

 

○Webサーバログ解析型のアクセスログ解析のメリット

・JavaScript等が動作しないブラウザ・端末でのアクセス分析も可能
 ※携帯電話やテキストブラウザ、検索エンジンのクローラー等
・過去のログファイルがあれば、昔にさかのぼった解析ができる

○Webサーバログ解析型のアクセスログ解析のデメリット

・ログファイルの量が多いと解析に時間がかかる
・リアルタイムな解析が難しい
・複数ドメインや複数サーバを利用している場合は、一緒に分析できない場合がある
・外部のASPサービスを利用している場合にはアクセス分析が行えない
・共有サーバやWebサーバログを取得できないサーバ、サーバにプログラムをインストールできないサーバなどでは導入できない場合がある
Webサーバログ解析型とは|ログ解析用語集

リアルタイムの解析が出来ないってのは…できないのかね?w
多少ラグはあるにせよリアルタイムにログを読み取って…という作業自体が不可能に近いのだろうか。
ASPサービスを利用している場合など、ってのはログの受け渡しが不可能、ってことだよな。
なるほど。

ちなみに昨日から石井研二さんの「アクセスログ解析の教科書」を読み始めたのですが、これ読まなかったらちゃんとした「ログ」の意味すら分かってませんでしたw

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Webビーコン型
 Web上にJavaや透明なimgタグを設置しておいてそれを読み込む際の動作を読み込むことによりアクセスを解析。

○Webビーコン型のアクセスログ解析のメリット

・タグを貼り付けているページがリロードされるたびに解析データをサーバーに送信するためリアルタイムに解析することができる
・HTMLページにタグを貼るだけでよいので導入が容易である
・別サーバ等、複数のドメインを利用している場合でもアクセス分析が可能
・外部のASPサービスを利用している場合でも、アクセス分析できる場合が多い
・必ずしもWebサーバにシステムをインストールする必要がないため、共有サーバなどでプログラムを導入できない場合にもアクセス解析が可能
・ブラウザのキャッシュなどを閲覧している場合でも通常はアクセスデータの取得が可能
・Flashの遷移状況の把握が行える

○Webビーコン型のアクセスログ解析のデメリット

・JavaScriptをオフにしていると情報を取得できなくなる
・読み込み中にブラウザの「中止」ボタンを押した場合や、完全に読み込み終了せずに次ページに遷移してしまった場合には、アクセスを把握できない場合がある
Webビーコン型とは|ログ解析用語集

なるほど。
これ、思ったんだけど、リアルタイムの解析、ってそれほど必要なのかね?
いや、これって自分が「サーバーログ型」のリアルタイム性のなさを安易に捉えているだけだろうか?
流石にリアルタイムじゃないといっても翌日には解析は出来るよね?

外部のASPを使っていても解析が出来る、ってのはそうですね。
タグさえ埋め込むことが出来ればいいわけだから、
例えば無料のブログなんかを使っていてもソースが少し操作できれば解析できる、と。
忍者なんかそうか。
無料版はもはや透明でもなんでもないけどw

問題点の方も納得ですね。
画像データを取得しようとする際に解析するわけだから、途中で読み込みをやめてしまったユーザーの情報は取得できない、と。
これってでも案外大きな問題のような気もします。
例えば異常に重いページとかで離脱率が凄く高かった場合の問題の洗い出しとか、そういうのが出来ない気も。

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パケットキャプチャ型
 ユーザーがアクセスした際の信号を読み取って解析を行なうやり方。
 印象としてはWebビーコンのもっと広義なものw

○パケットキャプチャ型のアクセスログ解析のメリット

・リアルタイムに解析できる
・複数のサーバーを利用しているサイトでも、処理スピードのパフォーマンスが高い
・別サーバ等、複数のドメインを利用している場合でもアクセス分析が可能
・検索エンジンなどのクローラーの訪問状況が測定可能
・JavaScript等が動作しないブラウザ・端末でのアクセス分析も可能

○パケットキャプチャ型のアクセスログ解析のデメリット

・初期導入費が高くなる
・解析サーバーを設置する必要がある
・検索エンジンなどのクローラーの訪問状況が測定データに混ざり、訪問者の行動が見えにくくなる
・外部のASPサービスを利用している場合にはアクセス分析が行えない
パケットキャプチャ型とは|ログ解析用語集

画像を埋め込むとかではなくて信号そのものに目をつけているようなところなので当然画像を読み込まなくても、Javaが動作しなくても読み込めるわけですね。
ただ、何だろう、サーバーを設置しなくてはいけない云々のくだりのイメージが湧かない。
導入に大掛かりな作業、ってのは分かるんですが。
検索エンジンの訪問状況が混ざるっていうのはシステムの仕組み自体を変えることでどうにかならないんですかね?
振り分け自体は可能じゃないですか。UserAgentなりなんなりで。

これが一番魅力を感じないなあw
サーバーログ型とWebビーコンを併せればそこまでの弊害はない気もするが…。

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ちなみに各社の比較表がWeb担に載ってたのでメモ。

アクセス解析ツール&サービス13種類徹底比較! 史上最強の機能比較表

一昨年の年末のデータなので少し古いかもですが。

解析形態の「コンサルティング型」ってのはツールの提供をして分析も請け負いますよ、ってことなんでしょうね。
行ってない所は「ツール投げ出し型」みたいな。
メリットは「お金が掛からない」w

ただ、日々思うのは、企業もサイトを作るのであれば本腰入れて取り組まないと結局は中途半端な結果に終わってしまうんじゃないかと。
以上、レポートでした。

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