「磯野〜!生成AI機能のオプトアウトしようぜ〜!(サイトのリンクとコンテンツを検索の生成 AI 機能から除外する)」に書いた通り、Googleの生成AIオプトアウト機能を利用してGoogleのAIO / AIModeからオプトアウトを行いました。(日本時間8月11日午前7時頃)
オプトアウトから3週間。どうなったのかをまとめました。
全体のデータ推移
まずデータから。
Search Console「生成AI機能」のパフォーマンス
「生成AI機能」のパフォーマンスレポート(GoogleのAIO / AIMode)はこうなりました。

見事に消えてしまいました。
もともとオプトアウトとはそういう機能なので消えてしまって当たり前です。
なおオプトアウトしたのは8月11日ですが、8月10日から減少トレンドが確認できます。
これはSearch Consoleのデータが太平洋時間を使用しているためのラグと想定しています。
(日本時間8月11日7:08→太平洋時間8月10日15:08に該当。8月11日7:08はオプトアウトのメール通知がGSCから来たタイミングなので実際の作業はもう数分前と想定)
Search Console全体の検索パフォーマンス
通常の検索(Googleの通常の検索 + AIO / AIMode ※)のレポートはこちらです。
※ヘルプ:表示回数、掲載順位、クリック数とは – Search Console ヘルプ

あれ、減ってなさそう???
AIで表示回数が大きく減少したのにも関わらず全体のクリックは減っていなそうでした。が…
AIによく表示されていたURLを見てみる
もう少し調査を精密にするために、まずAIでよく表示されているURLに絞り込んでみました。
(AIデータはGSCのcsvエクスポート、サイト全体のはBigQueryエクスポートを参照)
| 順位 | URL | (AIのみ)表示回数 | (全体)クリック数 |
|---|---|---|---|
| 1 | https://www.baka-ke.com/lab/henkan.php | 4,035 | 417 |
| 2 | https://www.baka-ke.com/2019/11/22/frog-on-google-weather/ | 2,305 | 64 |
| 3 | https://www.baka-ke.com/2026/07/18/apple-id-security-spam/ | 718 | 371 |
| 4 | https://www.baka-ke.com/2026/03/03/x-search-limit/ | 606 | 116 |
| 5 | https://www.baka-ke.com/2026/07/05/tsugihe-susumuniha-ad/ | 565 | 353 |
| 6 | https://www.baka-ke.com/2012/01/08/what_is_useragent/ | 194 | 1 |
| 7 | https://www.baka-ke.com/ | 135 | 29 |
| 8 | https://www.baka-ke.com/2014/10/27/moshikashite-black-version/ | 94 | 2 |
| 9 | https://www.baka-ke.com/2019/10/21/twitter-list-not-register/ | 89 | 7 |
| 10 | https://www.baka-ke.com/lab/gitadora-skill.php | 64 | 79 |
そもそも全然AIで表示されてない。
AIの表示回数が1ヶ月で500以上あるのが1〜5の5URLのみ。
そのうえ3番(apple-id-security-spam)は1日だけスパイクしたものなので参考になりにくい。
※上位5URLでサイト全体のAI露出86%を占めています。
そこで1,2,4,5を個別で抽出し、Causal Impactを利用して8月11日(GSCの8月10日15:08 PT)のオプトアウト施策介入以降、有意に動いたのかを確認してみました。
図の見方
図の見方を簡単に。このような形でオプトアウトしなかった場合の予測から実測(実数)どれくらいずれているかを抽出しました。

1. https://www.baka-ke.com/lab/henkan.php(変化あり)
AI表示回数が多く、もっともクリック影響がありそうなURLです。

縦の灰帯部分が8月10日〜11日のオプトアウト移行期、その右の点線はAI表示が0になってから
上段のモデル(予測ライン)と実数を見てみると施策介入以降はモデルを大きく下回る動きになっています。
継続的に予測を下回っており施策影響があったと言えそうです。
2. https://www.baka-ke.com/2019/11/22/frog-on-google-weather/(影響判定不可)
2番目にAI表示回数のあったもの。

うーん微妙w
施策前のクリック数は一定数あったものの、内訳は一瞬のスパイクによるもので検証に値するものではなかったです。
そのため予測ライン95%区間(実数の上下の幅)も大きく、その中に収まってしまう。
施策影響の判断はできなそうです。
4.https://www.baka-ke.com/2026/03/03/x-search-limit/(影響判定不可)
4番目にAI表示回数のあったもの。

こちらはAI非表示後にややクリックを増加させており、そのあと徐々に減少。
直近で継続的に予測ラインを下回っているものの、AI表示回数0になってからも一時的に上昇しており現時点では判断が難しい。
5. https://www.baka-ke.com/2026/07/05/tsugihe-susumuniha-ad/(影響判定不可)
5番目にAI表示回数のあったもの。
これは7月にリリースされた新規記事でトレンド要素もあるため判断が絶妙に難しく、Claudeに相談してみたところ「記事の成長があった場合」「記事の成長が止まった場合」の2パターンの示唆をもらいました。

成長の有無によって判定が分かれるためこれも判断が難しい。
AIで影響のあったURLとAI表示の少ないものの動きを比較してみた
次に影響のあったURL(1のhenkan.php)と影響の少ないであろうURL群(AI表示回数の少ないURL)を並べてみました。
そもそも影響の少ないであろうURL群が同じような減少トレンドを描いていないかの確認です。
AI露出がほぼなかった群(AI表示回数≦10,0も含む)との比較
AI露出がほぼなかった群(内訳は表示0が1,110URL、AI表示1〜10回が163URL)と比較すると、露出少ない群にはネガティブな影響がなさそうな点が見て取れます。

AI露出がなかった群(AI表示回数=0)との比較
次にAI露出がなかった群(AI表示回数=0)と比較してみました。こちらもAI=0群はネガティブな動きがなさそうです。むしろ上振れている。

AI影響受けにくい・受けない群で見てみると特にネガティブな影響はなさそうなのでサイト全体のクリックが落ちている傾向はなさそうでした。(というか、このサイト、検索集客少なすぎるな??)
まとめ
AIに表示されているURLが少なすぎてガッツリとした判断ができませんでした()
…という一方で、もっとも表示数・クリック数の多かったhenkan.phpについては明確に施策後に減少が確認できるので、少なくともこのURLにおいてはオプトアウトの影響があったと言ってもよさそうです。
もう少し様子を見て再度調査を行いたいなと思うのと、オプトアウトを戻した時にクリックが戻るのかどうかも試してみたいところ。
このサイトでは影響調査が難しかったので、大規模なサイトで試してくださる方お待ちしております!
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