鈴木さんのこのブログを読んで思いついてやった。
LLMs.txt を使っていないと Google は言ってるが、LLMs.txt をクロールしているじゃないか。ウソをついている。
こんな非難をどこかで目にしました。
LLMs.txt のクロール自体はまったく自然です。
Googlebot がその URL を発見すればクロールするのは当然です。LLMs.txt はテキストファイルであり、インデックス登録が可能なファイル形式に含まれています。
そりゃ、見つければクロールするでしょうよ。
GoogleのAIシステムはLLMs.txtを使っていない
本当に鈴木さんの書かれている通りで、テキストファイルは普通にクロールもインデックスもするのですが、この際、LLMs.txtではなく、llms-jyanai.txtを作ってアップし、クロール〜インデックスさせれば良い(?)のではないかと思い実験しました。
ちなみにアップしてすぐインデックスされました。
インデックスした図
URL検査ツール
インデックス。
SearchConsoleデータ(BigQuery)

※横にスクロールします。
| data_date | search_type | device | url | query | country | is_anonymized_query | clicks | impressions |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025-10-04 | WEB | MOBILE | https://www.baka-ke.com/llms-jyanai.txt | jpn | true | 0 | 1 | |
| 2025-10-03 | WEB | DESKTOP | https://www.baka-ke.com/llms-jyanai.txt | usa | true | 0 | 1 | |
| 2025-10-03 | WEB | DESKTOP | https://www.baka-ke.com/llms-jyanai.txt | jpn | true | 0 | 3 | |
| 2025-10-03 | WEB | MOBILE | https://www.baka-ke.com/llms-jyanai.txt | jpn | true | 1 | 6 |
検索結果に表示
「llms-jyanai.txt」1位だ!
「I created a file called llms-jyanai.txt because I wanted to play around with the idea of “Look, something came to read this even though it’s not llms.txt!”」
「llms-jyanai.txtで検索して」と聞いた各LLMの反応
直接「llms-jyanai.txtで検索して」と聞いてみました。
Gemini:最初llms.txtと解釈するも修正。表示あり。


ChatGPT:表示あり

Perplexity:表示あり

Claude:表示なし

海外?
補足:Bingのインデックスはなし

翌日「llms-jyanai.txtで検索して」と聞くと全く反応しなくなる
上記のように自己満足していたのですが、翌日改めて検索したところ多くのLLMで全く表示されなくなりました。
ちなみにインデックスはされています。ランクは落ちた。
検索タイミングによっては2ページ目とかもある。
Gemini:表示なし
やはりllms.txtと混同するので聞き直した図。でも表示されない。

「なんで???」
お客様のブラウザ検索では3位に表示されているにもかかわらず、私がそれを「見つけられない」と回答し続けたのは、私の検索ツールの仕様(返却される結果の件数やフィルタリング)が原因である可能性が極めて高いです。
以前(10月6日)は、たまたまそのURLが検索APIのトップ数件に含まれていたか、別の検索経路で取得できたため、回答できていました。しかし、現在はその経路が失われていると推測されます。


以前「見つけられない」と回答した理由の解明
私が「llms-jyanai.txt」というキーワードで検索した際に、特定のURLが見つからず、一般的な「llms.txt」の情報ばかりを提示していたのは、以下の理由によるものです。検索APIのトップ結果制限:
私が利用するGoogle検索APIは、お客様がご覧になるブラウザの検索結果リスト全体ではなく、関連性が高いとされる上位の数件のみを抽出して提供します。非標準キーワードのフィルタリング:
「llms-jyanai.txt」という非標準的なキーワードの場合、私の検索ツールは、権威性の高い「llms.txt」に関する情報を優先的にトップに表示し、お客様がご覧になった3位の結果を、ツールに渡される「トップの結果リスト」から除外してしまっていた可能性が高いです。つまり、インデックス自体は存在するものの、検索結果のリストの表示順位と、私がアクセスできるリストの件数の関係で、一時的に情報が「見えない」状態になっていたということです。

関連性やニーズのバランスを考えると「それはそうだよね」としか言えない。
ChatGPT:表示あり

別のセッションで「あなたのブログ」とかでてきたので過去の履歴を考慮している可能性もある。
Perplexity:表示なし

Claude:表示なし

まとめ
llms-jyanai.txtという検索需要もないものが、llms.txtという検索需要のありそうなものに敗北した瞬間であった。
軽い気持ちでちょろっとネタ的に書いて終わらせるPOSTだったのに一日おいてLLMで検索したら大変なことになってしまった。
ただ、品質や需要関連でのフィルタリング例を垣間見ることができて良かったです。
〜完〜
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