渡辺さんの新刊!(この言い方が合ってるのか分からないけどw)
今年は色々とSEO本が出てきてホクホクした気分になりますね。
もくじ
第1章:商品ページのSEO
第2章:色・サイズ・個数違いの商品ページのSEO
第3章:ネットショップのカテゴリSEO
第4章:カテゴリ一覧ページのSEO
第5章:定期的なイベント用特集ページのためのSEO
気になった
「なんとなく検索する」場合に使うキーワードもできれば入れておく
すでに問題対処の方法として十分に認知されている商品において(のキーワード)
お店の名前(サイト名)はタイトルの先頭に入れるべきか、末尾に入れるべきか
写真を入れるのであればきちんと写真の下にキャプションを入れる
商品特性を示す動画
商品説明文を用意すべき商品に優先順位を付ける
(ユーザーレビュー)敷居を下げてできるだけ多くの人が書き込みやすいようにする
ニンテンドー3DSのように色・サイズ以外に限定商品などのバリエーションが存在するケース
重複コンテンツについての誤解
絞り込み検索の設計開発におけるURL構造設計
Googleが静的で良いと述べているアドバイスを文字通りそのまま受け取るのではなくその背景や意図を汲む
ページ送りの数量が多い場合の対処
追記(2014.5.22)
なお、canonical の仕様について一部適切ではない記述が確認されましたので、後日正誤表を出します ネットショップSEO 2014 http://t.co/BVGgMQmhxk
— Takahiro Watanabe (@takahwata) 2014, 5月 20
・・・とのことです。
正誤表はこちら。
感想
「ネットショップSEO」と題されている通り主題はネットショップ(主に約100万ページ未満を念頭に置いたもの)向けのSEO本です。
ただ、その芯には「検索ユーザーがどのように検索するのか」といったことを想定しているのでネットショップ運営者ではなくともSEOに関係する人、SEOを日常で考えなくてはいけないサイト運営者は読んでおくべきだと思います。
「サイト名はタイトルの先頭に入れるべきかそうではないのか」「色サイズ以外のバリエーションがある場合にどのように対処すべきか」などはおそらくネットショップではなくとも考えなくてはいけない要素のはず。
理想をふわっと語られるわけではなく具体例にも触れられているので、読んでいて腹に落ちます。
今期おすすめのSEO本の1冊。
(Kindleのみ)
※PDF形式でも落とせるみたいです。
ネットショップSEO 2014[PDF版] 小鳥社
「SEO対策を勉強する際のおすすめ本・書籍まとめ」に追加しました。よろしければ参考に。