先日知っている人から「相互リンクってGoogleが完全にスパムと認定したらしいですよ!」「今までGoogleは相互リンクのことに触れていなかったのに公式で『相互リンクNG』と書いているらしいですよ!」という話を聞きました。(実話)
大前提・Googleの「相互リンク」の捉え方
本日の更新はかなりどうでもいい話なのですが、この大前提が抜けてしまうとおかしな話になってしまうので最初にGoogleが公式で相互リンクに関してどのような認識でいるのかを確認してみることにします。
Googleが公式で相互リンクに関して触れている部分。
(サイトに悪影響を与えるリンクのパターンについて)
過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。
リンク プログラム – ウェブマスター ツール ヘルプ
リンク プログラム。 相互リンクに参加している一部のウェブマスターは、リンクの品質、ソース、自分のサイトに与える長期的な影響を無視して、相互リンクだけを目的としたパートナーページを作成しています。
スパム、有料リンク、マルウェア、その他の問題を報告する – ウェブマスター ツール ヘルプ
「ランキングアップを目的とした相互リンク」が意味が無いと考えて良さそうです。
相互リンクが完全にスパムと認定されるようになった時のリンク設定のフロー(妄想)
例えば「あ、この記事、面白いから紹介しよう」と思うわけですね。
その際に相手側から自分のサイトにリンクが設定されているとスパムになってしまうので・・・・
1.ウェブマスターツールを開く
2.「検索トラフィック」>「サイトへのリンク」からリンクのサンプルをダウンロード
3.これから紹介しようとしているサイトからのリンクがないかをチェックする
4.念のため「site:相手のサイトのドメイン (自分のサイト名)」などで調べる
5.上記フローを通して問題なければリンク設定OK
的なね。
※「nofollow入れればいいじゃん!」って言われるとそりゃそうなんですけどね、となるけどもw
こういうサイトもNG
ここのフッター部分にauのキャンペーンページへのリンクがありますが、nofollowなしです。
一方auキャンペーンページからのリンクも
映画「風立ちぬ」キャンペーンサイト | au loves ジブリ
「風立ちぬ公式サイトはこちら」のリンクにnofollowが入っていないです。
「スパムです!(キリッ」となるわけですね。
こうなってくると
「風立ちぬの公式サイトはスパムをやってるから『風立ちぬ』ってキーワードで上位表示させて一稼ぎだヒャッハー!!!」
となるわけです。
※一応書いておくと風立ちぬ公式サイトはスパムではないです。
まとめ
何が言いたいかというと、リンク一つ貼るのに難儀な時代になったなあと。
Googleのやりたいことと、目指している方向は分かるんだけど風情がないなーとか。