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ウェブマスターツール「URLの削除」のキャッシュ削除部分を使ってみることにしました。

 

おさらい「キャッシュ削除」とは

ページがサイト所有者によって更新されたにもかかわらず、更新前のページが Google に表示される場合は、Google の検索結果からキャッシュ ページを削除するようにリクエストできます。
ページのキャッシュからの削除をリクエストする – ウェブマスター ツール ヘルプ

インデックスの削除ではなく「キャッシュの削除」ですね。

手順は上記のヘルプを参照していただきたいのですが、ウェブマスターツール「URLの削除」から申請可能です。

厳密には「URLのみを申請する方法」と、「URLと変更したキーワードを申請する方法」と2種類あります。
後者に関しては英語ウェブマスターツールのみ対応っぽいです。
参照:Webmaster Tools – My Removal Requests

 

実際にやってみた結果

3URL申請してみました

変更前
matome

1.URLと変更したキーワードを申請

2.URLのみを申請

 
自分の予測では、

1.変更したキーワードを申請しているのでキャッシュが上手く入れ替わる。古いキャッシュが消えて、新しいキャッシュに差し替わる
2.純粋にキャッシュの削除

のようなイメージでした。

 
結果は以下の通り。

after-matome

内訳
after-matome

すべて同じ結果になりました。

またタイトルを見ると分かるように「情報を刷新する」というよりも「強制的にキャッシュデータを削除する」といったもののようです。
検索結果に張り付いていたわけではないので分かりませんが、1~2時間程度では刷新されておらず、約半日後に見たらこんな結果になっていたという感じです。

 

ウェブマスターツール上の表示

一応貼っておくと申請後の画面はこんな感じ。
delite
※クリックすると拡大します。

「古いキャッシュの削除」と「キャッシュを削除」で表現が微妙に異なります。

またキャッシュ削除前はステータスの「削除されました」が「保留中」になっています。

 

クローラーの挙動

不思議だったのがクローラーの挙動。
1でキーワードの変更も申請したものに関してはクローラーログが確認されていますが、URLだけ申請したもの(part2.php)についてはログが確認されませんでした。

以下は(日付-UA-ページ)の順で並べています。

2013-07-27 14:02:16
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
/lab/three.php

2013-07-27 14:04:50
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
/lab/three.php

2013-07-27 14:05:07
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
/lab/three.php

2013-07-27 14:29:33
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
/lab/sonoichi.php

2013-07-27 14:50:00
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
/lab/three.php

2013-07-27 14:50:02
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
/lab/sonoichi.php

キーワード申請したものは「変わっているかどうか」を確認しにロボットが来るんですかね。

また数日経過を確認してみてどう変化するかを見ていきたいと思います。


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