「ページ速度はSEOのためではなく、ユーザーのために考える」というのが一般的な考え方かと思いますが、それを実感したことがあったので更新。
アイドルマスターシンデレラガールズ「アイドルサバイバルin学園祭」
(※ここで離脱率が50%くらいに)
いや、特に携帯端末だからなのだと思うのですが、このイベントのワンシーンが自分の持ってた旧端末「iPhone3GS」だと結構重かったので事例として紹介。
同じ動作を端末ごとに比較してみる
※iPhone3GSの時のタップでちょっといらつきが出てますw
本当に単純に端末のスペックの問題だと思うのですが、計測したところ、1回のバトルに掛かった時間が以下のようになりました。
iPhone5 約10秒
iPhone3GS 約20秒
約2倍近くの違い。
「たかが10秒」という感覚が数値だけ見るとありそうですが、このゲームの(このイベントの)場合バトルが繰り返されるのでやたらと時間がかかってしまうのですよ。
実はユーザーにとっては物凄いストレス。自分で言えば今回のイベントは止めようかな、と思ったくらいw
webサイトも同じなのではないか?
SEOの評価軸でページ速度は組み込まれているという話があります。
【ページ速度とSEOの話参照】
ページの表示速度は日本でもランキング要因になっていた 〜 Google社員に尋ねた11個の質問 at #SMX Advanced Seattle 2012 | 海外SEO情報ブログ
ページ速度はSEOのための物ではない by @tsuj
お二方が仰っているようにSEOのため、というよりも本当にユーザーのためだなと。
読み込みの速度が遅いと予想以上にストレスが溜まるもので、自分がイベントを破棄しようかと思ったのと同じで「このサイトはもういいかな」みたいに思われてしまう可能性もあるわけです。
あとは運用側の確認している環境では快適だけど、ちょっと古いスペック環境の場合だとあまり動作がよろしくない、などもサイト改善の余地としてはあると思うわけです。
自分のiPhone3GSに関しても3GSを使ってるユーザーはおそらくそんなに多くないとは思うのですが、改善することでちょっとした取りこぼしの可能性を防げるんじゃないかな、とか。
追求するとどこまででも追求するところはあるなと思った次第です。
おまけ
ちなみに念のため書いておくと当更新でmobageを批判しているわけではないです。
むしろこういった素敵なゲームを提供してくれてありがとうという気持ちで一杯ですw
ダメだダメだと思いつつモバコインにも手を出してしまいました。
でもこの仕組みはよく出来ていると思う。その話はまたいずれ別の機会で。