というわけで、CSS nite LP,Disk 24に参加してきました。
率直に言って、SEOを超えて凄く元気の出る会でした。
セミナーに参加して「元気が出る」とか「希望が出る」というのはなかなかないと思いますが、本当に心が明るくなった。そんな会。
今回は参加した際に取ったメモなどを公開してみようと思います。
セッションの内容は誰かがまとめてくれると思うのでw、そちらを参照ください。
現場の温度感を全部伝えるのはなかなか難しいと思いますが、少しでも何かの足しになれば幸いです。
出演者の皆様。左から辻さん(爆速)、渡辺さん、鈴木さん、ハントさん夫妻、木村さん、松尾さん、田中さん、山田さん、三澤さん。
そうそうたるメンバー・・・!
各セッションの気になったことやメモなどをつらつらと書いてまいります。
セッションの内容は公式へ。
インハウスSEO – 成功する担当者 失敗する担当者(渡辺 隆広)
検索行動の推移。
(例:DQ10発売前と発売後の検索クエリ、売上の推移、検索行動の移り変わり)
「Content is King」という概念が過去は「綺麗事」だったものの、現在は自然なものに。
Contentsとは顧客が必要としている情報。その商品に関しての疑問など。
リンクを貼るという行為がtwitter/fb/blogなどで普通の行為になる
何故人は検索するのかを考えてweb構築をする
基本的な検索エンジンの仕組み/ビジネスを理解することに務める
機械が読みやすいか/ユーザーは便利か/普通か
過去に実施したSEOを記録する
※2012/9/23 12:20 追記
勉強用におすすめのサイト
海外SEO情報ブログ
パシのSEOブログ
web>SEO | SEO辻正浩のブログ
High Rankings(英語)
Search Engine Journal(英語)
読むと役に立つ
Google ウェブマスター向け公式ブログ
Bing公式ブログ(日本版ではなく英語版の話?)
SEO by the Sea(特許系の話)
IR系雑誌、書籍
特許系文書の要約など
海外企業インハウスの構造と対策にみるインハウスSEOのあり方(ハント肇子)
欧米でのSEO取り組みに関して
→コンサル+インハウス・100%インハウスが増加
キャンペーンやブランド・言語によってバラバラなものを統一することが大事
オーガニックと広告のカニバリゼーションを考慮する
インハウス向けSEO/マニュアルの作成
SEOに熱心になるだけではなく他の部署の立場を考えながら業務に落としこむ
ツール/レポートなどを共通にする
SEOはオフラインCV/ブランディングなどの効果もある
インハウスの利点と代理店モデルとの比較し検討する
Googleの最新動向から見るSEO会社の使い方
~ペナルティ・アラートへの対応とインハウスSEOにおけるSEO会社を使うポイント~(木村 賢)
インハウスとSEOベンダーの得手不得手を考慮してSEOベンダーを利用する
ペナルティ事例
剥がせない場合、ロジカルに返信をするべき
リンク購入をする際にはリスクを考慮する
事前にチェックすべきことは「剥がせるリンクなのか」「無料で剥がせるのか」
様々な立場の人に納得してもらう資料作成の依頼をベンダーに
SEO情報に関してのインプットは膨大にあるのでアウトプットの部分をベンダーにもらう
データ分析などをベンダーに依頼する
Ask The SEOs(鈴木 謙一/Bill Hunt/山田 研一/田中 樹里/三澤 直哉)
各種質問・・・
インハウスでのKPIは?
→目的によって様々。インデックス/KW順位/トラフィック/流入KW数/LPバリエーション数/売上/CV数
Social Signalが日本でも流行るのでは。
バックリンクツール→OSE/Majestic SEO/ahref/Screaming Frog/Google or bing webmastertool
外部リンク獲得のためのコンテンツプランニング
〜プランニングを成功させるために重要なたったひとつのこと〜(松尾茂起)
貼る人の心理(保存/紹介)
はてブ内検索、Naverまとめ検索でリンクを貼る人の心理を考える
まとめるのではなく、まとめてもらえる濃いコンテンツ作りを目指す
まとめてもらいやすい記事/突き抜けたコンテンツ
セグメントすることにより魅力が増す(bluetoothをon/offするだけのiPhoneアプリなどに代表されるより細かいセグメント)
紹介→ツッコミ
ライバルサイトからリンクをもらうと一番強い。相手のブランドを傷つけないこと。
twitterはfbと異なり匿名ゆえの拡散力がある(ノリ/祭り)
事例で考える『SEOの力』(辻 正浩)
nanapiの事例
大きな施策(ページの認識・解除の線引/徹底的な構造化)
知識だけでなく知恵が必要
継続的なコンテンツ増強(1年間で3倍量のコンテンツに)
魅力的な見せ方を追求する(CTRの改善をシート化して定期的な見直しを図る)
検索結果とOGタイトルの変化の付け方を考える
インハウスSEOに必要なもの
→ひと通りの知識/経験(トライアンドエラーをできるサイトを持っておく)
→変化を把握すること(一人でSEOは出来ないもの/いいことを探し続けて発見したら変更した担当者に喜びを伝えてやる気を起こす)
小さな成功を重ねていく
成果を実績に繋げること
まとめ
完全に自分のノートに書いてあるメモを流れるがままに書いている感じなのですが、感想は一言。圧巻。
SEOって頭では彩りがあるというのが分かっていたのですが、その色合いが鮮やかに見えてくるようなセッションでした。
次回の同会がいつあるのかはわかりませんが、この熱量はぜひとも参加して感じていただきたいです!
参加した皆様、おつかれさまでした!
※2012/9/23 9:32追記
Togetterでまとめが出てました。結構面白くて、twitterのまとめを読んでいるだけでも温度感が伝わります。
CSS Nite LP24「インハウスSEO」 – Togetter
[…] 去年のCSSniteも面白かったですが今年もかなり面白かったです! 今年は「コンテンツありき」というコンセプトのもとに「そもそもコンテンツって何?」というのを詳しく、噛み砕いた […]
[…] 「SEOとその周辺」さんのCSS Nite LP, Disk 24「インハウスSEO」についてレポートしてみる 「バカに毛が生えたブログ」さんの【感想/メモ】CSS Nite LP, Disk 24「インハウスSEO」に参加してきました。 […]