広告を出すと「いいね!」が集まるという話を聞いてfacebookに興味本位で広告を掲載してみました。


※こちらは普通の画像です。

「バカに毛が生えたブログ」とかふざけた名前(多少の自覚はありますw)でどれくらい人が集まるのかちょっと懐疑的だったのですが、「いいね!」数は増えていきました。

 

「ライクファーム」という言葉

全然知らなかったのですが「ライクファーム」という言葉があるみたいです。
Bingの「Webマスター向けTips」に掲載されていました。

SEO Vol.9|Webマスター向けTips | Discover Bing
http://www.discoverbing.jp/developer/webmaster/seo/seo09-1/

ライクファームはリンクファームのソーシャルメディア版だということは明らかなはずです。それにも関わらず、驚くべき事に、人々はそのアプローチがうまくいくと考えているのです。それが検索のソーシャルなシグナルだという理由で、Facebook の「いいね!」の数を増やすことができ、ランクも上がると考えています。論理的には正しいように見えるかもしれません。しかし、リンクの突然の増加を私たちがスパムかもしれないと見ていることを思い出せば、「いいね!」が突然増えることも、同様にスパムかもしれないと考える可能性があると容易に理解できます。公平に言っても、それよりももっとたくさんのことがあります。

検索エンジンの順位上げシグナルになっていれば当然それを購入して評価を上げるという理屈は分かります。リンク売買的な意味合いでしょう。
自作自演的なものを禁止しているのも理解できます。 

となると、自分が出したような広告はどうなるのでしょうか。これもNG項目?

リンクの考え方で言うと「広告であればnofollowを付与しましょう」となるのかも知れませんが、「いいね!」だともはやどうしようもなく。facebookに広告を出稿するだけでリスクになるのではないかという。
 

Googleと「いいね!」「シェア」の関係は?

現段階で日本の検索エンジンの大部分を占めているGoogle検索の「いいね!」や「シェア」と順位の関係はこちらの記事が参考になりそうです。

Google上位サイトはFacebookのシェアが多いらしい(Twitterのツイートよりも) | 海外SEO情報ブログ
Facebookの“シェア”はランクに影響するのか?|CyberAgent SEO Information(サイバーエージェントSEO情報ブログ)
検索ランキングに最も高い相関性をしめしたのはFacebookのShareという調査データ:被リンク数の相関係数を上回る結果に – the Public Returns – 続・広報の視点

不明瞭ではあるものの「いいね!」ではなく「シェア」は相関関係はあるかもしれない、とのこと。
※ただ、因果関係ではないというところがポイント。

 

まとめ

個人的には広告購入して増やしやすい「いいね!」よりもちょっと障壁の高い「シェア」の方が本物の人気度を見る分には分かりやすいと思いました。
「いいね!」をシグナルにしてしまうと広告を購入しただけでスパムになってしまうのではないかという気すらします。

また「シェア」にしてもあくまでシグナルの一つであって、相関関係にしても単純に「フェイスブックのシェアが多い」=「順位上昇」といったような単一の相関関係で判断されるのではなく、その他のリンクだったり、他のサイトでの言及などがあるかどうかでその人気度が本物なのかどうなのかという相乗効果が出てくるかどうかなのかなと推測しています。


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