楽しいみんなの写真 -とにかく撮る、flickrで見る。ソーシャルメディア時代の写真の撮り方・楽しみ方
読了。
今や携帯電話にカメラが付いているのは当たり前という自体になりました。
身近にカメラがあって当たり前の時代。
そのカメラをどのように楽しんでいくのか、そしてそこから何が生まれるのか非常に面白かった一冊。
もくじ
写真を撮る-なぜflickrを使うのか? ソーシャルメディアに流された写真が導く先
写真を撮る-「良い写真」ってなんだろう? みんなで撮る、という行為から生まれるもの
写真をシェアする-東日本大震災からわかる、写真の役割
編集後記としての座談会
Appendix flickrの基礎
気になった
2011年tumblrがwordpressの運営数を抜き去る
flickrに上げている写真の一群から見えるもの
CNN記者がflickr経由でコンタクトを取る
大山顕ワークショップ
蛇口を撮る人
→生まれたコンテンツ:外蛇口ドットコム
取っ手を撮る人
→世界は取っ手であふれてる
世界は星の数ほど実はある。それは自分が参加していないから気づいていないだけ。
感想
ワークショップで「何かを取ってください」というところからはじまり、一つのものにスポットが当てられそこからコンテンツが生まれたのは圧巻でした。
逆から考えると難しいんですよね。
例えば「蛇口」からコンテンツを考えてください、って言われると「うーん」と唸ってしまう。
そうではなくて、無心になって、ひたすら写真を撮ってみてそこからコンテンツに繋げていく・・・今回はそういう方法が分かって良かったです。
難しいことを考えないでひたすら撮りまくっていけば新しい発想が生まれるのかもしれないですね。