大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)

読了。

「一流」と呼ばれる人の話を聞くのはすごく面白い。

 

気になったフレーズ

 

・反省はするが、後悔はしない

・どんなにひどいミスをしても、すぐに忘れるようにする

・集中力を高めるために意識的に何もしない時間を持つ

・目標設定のキーワードは「ブレイクスルー」

・とにかく毎日、練習を続けることが大事。

・師匠が弟子に手取り足取り教えることは少なく、気付くまでそっとしておくことが多い

・同じ作戦を繰り返すことにより戦法の真髄を理解する

・「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」の通り負けには必然性があるので何かを改善する

・一つ負けたから、一つ失敗をしたからといってくじけていたのでは、とてもではないがプロとしてやっていけない

・自分にツキがあるかどうか

 

感想

 

羽生名人というとどうしても天才的なものを持っていて(もちろんここまで来ているので才能の要素もあるかと思います)、自分達の生活にはその著書は全く役に立たないのではないかと思ってしまう感もありますが、そうではなく非常に参考になります。
例えば仕事をしている以上は何かしらの勝ち負けというものがあって、そこに投影できる部分が多いわけです。
ジャンル関係なく、思考法の一つとして楽しめました。

偉人とか名人の本や話を聞くと、膨大な訓練(練習)の下に気付かれているというのが本当にわかりますね。
結構「才能」とかの一言に片付けられがちだけど。


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