某市サイト復活の軌跡（noindex効果）

たまたま某市のサイトを見ていた際に気付いたこと。

・TOPページがインデックスされていない
・「○○市」で検索しても下層ページが表示される

という症状がありました。

■経緯
・8/2
ソースを見ていたら

<meta name="googlebot" content="noindex">
<meta content="ALL" name="robots">

の記述があったわけです。
8/2時点のキャッシュ情報で付いているので8/2には少なくとも設置されていたことになります。

※米Yahoo!のキャッシュ情報より。

この時の「○○市」検索結果は下層ページの

「市内の放射線量測定について」

といったものでした。（※ページ名称は上記とは異なります）
順位は5位。Yahoo!ロコより下。

・8/4 朝8時前後
<meta name="googlebot" content="noindex">

の記述が消えている。

可能性としては8/3に削除された可能性が高いです。

・8/5
「○○市」検索1位（TOPページインデックス復活）
検索結果にサイトリンクも付いている。

■推移まとめ
流れとしては以下の通り。

noindexを付けていた意図があまり良くわからないのですが、撤去から復活までの早さは見事なものでした。

逆に市町村サイトのような権威的なところでも、noindexつけたままだと問答無用で検索結果から消えるので設置しないように気を付けましょう。