Facebook

フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる (現代プレミアブック)

The 電車内で凄く読みづらい表紙の一冊。
僕は基本的に持ち歩く時にカバー外して持ち歩くんですが、カバー外したらこうなるわけです。

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電車内で立ちながら読んでて、向かいの座席の人とかちょっとギョッとするんじゃないかというインパクトw

それはさておき、写真の付箋量からも分かる通り非常に参考になる一冊でした。

■気になった

・米国の離婚申し立ての5件に1件は「フェイスブック」という言葉が登場している
→米国の浸透度がわかる

・ソーシャルメディアとマスメディアの違い

・「企業が伝えたいこと」と「消費者が話したいことは違う」
→企業側・・・フルHD画質で録画できる携帯電話
  消費者・・・(消費者側に刺さりそうな言葉)「人気女優の毛穴まで撮影できる携帯電話」

・なぜ企業がソーシャルメディアに取り組む必要があるのか?
→ターゲットユーザーがソーシャルメディアを使っているから。(当たり前だけど重要)

・炎上リスク
→FBページを開設しなかったからといって炎上しないわけではない。

・アン・テイラー社のFBページに投稿されたユーザーの言葉
→「このパンツは細い人だから似合うだけで、普通の人には似合わない」に対してのアン・テイラー側の対応
→「リアルウーマン対応」とか言うらしいです。
参考:Facebookのマーケティング活用、成功のカギは長期的なファンとの関係構築

・フェイスブックに投下するコンテンツ、10のアイデア
→フェイスブックに限らず、通常のサイトのコンテンツ作りでもヒントになるのではないかと思いました。

・自社コンテンツにこだわらない
→自社コンテンツ以外も取り上げてみる

・「共有系」コンテンツの発達
→「何買った?」(クレジットカード決済情報共有)、foursquare(位置情報共有)、「CaFoRe」(モノの共有)

■感想

使い方というよりは、海外でどのような使い方をされていて、どんな事例があるのかを詳しく説明されている本でした。
海外の成功事例を見ていると「粋」という言葉がとてもしっくり来ます。
(もちろんその裏には失敗した事例もあるんだろうけど)

今fecebookは流行りもの感があって、なんとなく「やらないといけないんじゃないか」感がありますが、実際に取り組むまでに「社内リソースが割けるのか」とか「成果地点はどこなのか」とかいろいろと考えてコンセンサス取っておく必要があります。生半可な気持ちでは無駄になってしまう。
・・・などと、いくつかのfacebookの本を読んで思いました。

「儲かりますよ!!」「今やらないとまずいですよ!!」的な本じゃなくて、
「ちゃんと考えておかないと何の意味もないまま終わっちゃうよ」ってちゃんと書いてくれる本が存在しているのはとてもいいことですね。


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