Okoranai

怒らない技術 (フォレスト2545新書)

読了。
視点が非常に面白い本でした。
発想の切り替えというのはよくある話ですが、具体例が載っているので分かりやすいですね。

■気になったフレーズ
・出来事や物事の受け取り方を変える
→営業マンであれば「雨が降ってイヤだなあ」ではなく「多くの営業マンが外回りをしていないのでチャンスだ」

・「怒らない」という選択肢もある
→怒るも怒らないも自分で決めることが出来る。

・情報に一喜一憂しない
→不確かな情報に振り回されるのは時間の無駄。

・他人は変えられない
→人を動かすというのは不可能。動きやすい環境を作る。

・「落ち込まない」と決める
→「怒らない」という選択肢があるように「落ち込まない」という選択肢もある。

・目標の設定を低くする
→最初は低い目標を設定し、達成感を得て、徐々に高く目標を設定していく。

・「疲れた」「忙しい」「時間がない」は禁句
→感情コントロール出来ていない証拠なので目安にする。

・「これはちょうどいい」
→なにか起こったときに「これはちょうどいい」という言葉を使ってみる。
 そうすると脳が「これはちょうどいい」理由を考え始める。

■感想

仕事をしていてもやはり感情が揺れ動くことはあります。
ただ、その動きを俯瞰して「怒らない選択肢もあるのではないか」「落ち込まない選択肢もあるのではないか」と考えることにより、より冷静に他の視点を持つことが可能です。

その具体案が載っていて非常に勉強になりました。

ただ、ちょっと時間が経つと忘れてしまうので(実際に読んだのはちょっと前ですが忘れている項目もいくつかありましたw)、「怒らない」習慣に出来るように本棚の見える箇所においておこうと思います。


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