読了。
人生に関してはなかなか計画を立てている人が少ない。
旅行にいくのに計画を立てるのと同じように、自分の人生に関してきちんと計画を立てていく必要もあります。
「計画を立てる」ということに関して改めて考えました。
■気になった部分
・人間の生活は計画性を持っている
→身近な例で言うと食事。無計画にいけば朝も味噌汁、昼も味噌汁、夜も味噌汁などとなってしまう。
・大きな目標を立て、細かく具体的行動に区切っていく
→十年、二十年を1期としてそれを半分、さらに半分にして具体的行動に移していく。
・途中を楽しむ
→あまり急ぎ過ぎないこと。急ぎすぎると素晴らしい周囲の眺めも見えなくなる。
・職業の道楽化
→不慣れな仕事に当面することになっても天職と確信し最善を尽くす。それに合わせて自分が適応できるようになる。
・自らの経験を自らで独占しない
→社会に得たものは、また人に返し、社会に戻すべき。
■感想
自分もまだまだ若造ですのでこの書の教えを全て理解できたと思ってはいません。
ただ、無計画に生きているなーと痛感したのは確か。
計画を立てることによって自分の日頃の行動などが具体化されていき、充実した人生を送ることが出来る。
結婚観などに関してはやや昔の人のような記述がありますが、それでも人間の生き方の本質ってそんなに変わらないんだな、と思いました。
具体的に人生設計を持っていないのであれば読んでみて欲しい一冊。
若ければ若いほどこういうことについて考えるのはいいのかも知れませんね。