年末の大掃除などで必要となるシュレッダー。
会社だったら機械にかければいいんですが、家にある細かくちぎって捨てなくちゃいけない書類は非常に処理がめんどくさい・・・。
と、そんな前置きがありながら気付きがあったのでメモ。
■「シュレッダー」で検索
個人的にtitleは非常に重要な要素だと思っているので、そこに入っていない時点で違和感を覚えてしまうわけですね。で、調査をしてみる。
株式会社明光商会
作り自体がそこまで複雑でもなく、キーワードも下層ページのリンクテキストのみ。
じゃあ被リンクはどうなのよ、と話題のOpen Site Explorerで見てみる。
TOP20のみですが「シュレッダー」一つもなし!
リンクとして自然な形かとは思うのですが、シュレッダーで上がってるってどういうことだってばよ・・・
■要因?
色々と調べているうちに分かったんですが、この明光商会っていう会社はどうもシュレッダーの始祖のような存在らしいです。
1909年にアメリカの発明家 Abbot Augustus が特許を取得、1935年にパスタメーカーを基にしたシュレッダーがドイツで製造された。1960年には日本の明光商会で1号機が生み出された(MSシュレッダー)。
(wikipedia「シュレッダー」)
ちなみにドメイン年齢は11年3ヶ月。
■不自然リンク
じゃあ実際に業者に依頼しているリンクってどうなってるんだろう、と片っ端から調べてみたのですが非常に分かりやすいのがありましたw
Open Site Explorerのアンカーに「シュレッダー」+「会社名」。
これが上位20件にドカドカと。
こうも分かりやすいものかとちょっと感動に近いものを覚えました。
■サイテーション?
全てのリンクを見たわけではないのですが、自然なリンクとそうではないリンクってやっぱり分かるもので。
検索エンジンからしてみればもっと分かりやすいんだろうなと。
以前サイテーション(言及)が評価に加わるかどうか、みたいな論議がありましたが僅かながらそういう傾向も出てきているのではないかと感じました。
今回の事例で言うと明光商会に言及しているサイトがたくさんあって、それがwebのあちこちに点在していて、11年3ヶ月の月日を経て評価になる。
それはtitleにキーワードを入れるとか、キーワード含有率とか、外部リンクのアンカーテキストとかそういったものを飛び超えて価値として残っていく。