読んだ。
読後の感想って毎回どう書いていいのかわからないんですがともかく書いてみる。
個人的なイメージで非常に色々と充実していそうなサイバーエージェント・藤田社長の本。
■仕事のやり方
同じくサイバーの「サイバーエージェント流 成長するしかけ」を読んだ(過去の更新)時も思ったのですが共通して言えるのは「徹底」感。
精神論などではなく、試行錯誤して、徹底的に考えられているというもの。
(そして多分今でも試行錯誤を続けていると思う)
*
当書では藤田社長がどのように仕事を進めていったのか記載されています。
■メモ
・情報は浴びるように読むべし
→新聞も読み続けることでどこに何が書いているのか、見るポイントが分かる。
インターネットの情報だけでは無意識のうちに拠ってしまっていることがありよくない。
日経読まなきゃ、と思ったw
・仕事を出来るようになるために時間内に仕事を入れ込んでみる
→仕事が出来るようになるために過去に時間を決めて必ずアポイントメントを取るようにしていたそうです。
これは実は結構賛成で、仕事は入れたほうが頭を使うことになるので非常に面白いです。
仕事をどうすれば片付けられるのか、とか真剣に考えることになるので…
・仕事は情熱を持たないと楽しくないのではないか
→これも非常に分かりますね。
よく言われることですが、人生の大半は仕事の時間に費やしてしまうのでそこがつまらないと半分以上は面白くない時間を費やすことになる。
ヘッドウォーターズの篠田会長のブログにも書いてましたね。
就活生へのアドバイスがあるとしたら、純粋に生きよと言うことだ。損得勘定をして、不純な動機で入社しても幸せになれない。社会に出たら大半の時間を仕事に注ぎ込まなければならない。週末に息抜きをして、平日の仕事の時間は耐えると考える人も多いが、冷静にイメージして欲しい。楽しい週末の2日間と退屈でストレスのかかる平日の5日間が生涯続いて、本当に幸せになれるのだろうか。
多少報酬が高ければストレスが無くなるという理屈もない。高所得であろうが、業務が嫌ならストレスは溜まる。平日の5日間はそのストレスを背負いながら生活し、週末の2日間はそのストレスから逃げながら生活をする。そんな時間が何十年も続く未来へ向かいたくはないだろう。
(会長ブログ(株式会社ヘッドウォータース代表取締役:篠田庸介)「純粋たれ」)
仕事が好きでないのであれば仕事を変えるべきかとも思うし、あるいはその仕事のどこが楽しいのかを発見していくっていうのも手ですよね。
あるいは新しいサービスを自分で創りだしてみるとか。
仕事に関して思うところが多い人、行き詰まった人、もっと上手くこなせるようになりたい人・・・すべての社会人にとは言い過ぎかもしれませんが、良書です。
サイバーエージェントの本はなかなか読み応えがありますよね。


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