「2009年 日本の広告費」は6兆円に届かず マス4媒体は5年連続で前年割れ

新聞広告を抜きました!

新聞広告 6739億円
ネット広告 7069億円

前年比で増加したのは、インターネット広告費と衛星メディア関連広告費のみ。インターネット広告費(媒体費+広告制作費)は7069億円(前年比 101.2%)。うち媒体費(同101.4%)は5448億円。モバイル広告費は1031億円、検索連動広告費<PC 領域のみ>は1710億円となった。

ネット広告は既存の広告に比べて効果測定がしやすいというのがあるのではないでしょうか。
あとは障壁も低い。

って考えると、SEOは今後どうなのか…
「SEOは費用対効果が不明瞭」が約7割–CAテクノロジーが調査

こういう調査を見ると今現状でいい効果を測れているとは言い難く。

やはり新しい立ち位置は作っていく必要があるような気がします。
いや、新しい立ち位置というよりも単純に解析と組み合わせましょうって話になると思うんですね。

・キーワードの順位測定と、流入数
→これは鈴木さんのブログとか参照に。
Google Analyticsで検索順位を調べるフィルタ設定

・SEOの対策内容と上記の流入数の違い

とりあえずこの辺は基本的なとこになってくるのかなと。
基本的だけどあまり本格的に手をつけられていないジャンルといいますか。

**

とは言ってもケータイ白書とかを見るとプロモーションにかけている費用の面で「SEO」が多かったりして、もう何が何やらw
携帯の場合、検索エンジンが未発達(と言われている)だからかも知れません。
Yahoo!モバイルはともかくGoogleはそうでもないと思うけど…あ、うーん、そうでもないのかなあ…

**

 PCインターネットにおける広告、ウェブ(PC)広告では、広告予算の削減や媒体のページビューの伸びが頭打ち傾向にあることから、バナー広告などは前年よりも減少。PCインターネットにおける検索連動広告は成長率は鈍化したものの、費用対効果を重視する広告主によって堅調に推移している。

バナー広告に関しては価格の割に取りづらいのかも知れません。
ネット広告の効果を100%確実に上げ続けるために―広告効果測定のポイント」とか読みやすいし、事例として面白い(やずやの取り組みとか)んですがこれも結局お金のあるところじゃないとできないんですかね…
これだけ経費が削減されている中でここまで余裕があるところはもしかするとないのかも知れません。

**

モバイル広告費1,000億円突破/電通「2009年の日本の広告費」

さすがに不景気の影響を受け前年ほどの成長(1.5倍)ではないですが、前年比13%増(ピクチャー+検索連動型)としっかり伸びました。
 PCインターネット(バナー+検索連動型)広告費が1%減と、前年並だった点と対照的でした。

これに関してはようやくモバイルの方向にも取り組む企業が増えてきたということなんでしょうか。
ただ、これがスマートフォンの普及によってまた変わってくるんだろうな。
スマートフォンのプラットフォームがPCなのかモバイルなのかそれとも独自なのかにもよりますが、まだまだ動きはありそうだし、盛んになっていきそうな予感。

コメントをどうぞ

CAPTCHA