本日のタイトル「PCとモバイルの検索クエリの傾向差を見ていると面白い」
ただの感想です。
サチコでPC/スマホの検索クエリを分類して見る方法
見る方法はとてもシンプル。
サチコ(Search Console)「検索アナリティクス」。
- 「デバイス」項目を選択
- 任意のデバイスをフィルタ
こうしてデバイス別に出てきたキーワードを比較してみました。
以下、当サイトのデータです(9/1〜9/30)。
色の付いている部分は特に違いの大きいキーワード。
検索クエリ(PC) | クリック数(PC) | 検索クエリ(SP) | クリック数(SP) |
---|---|---|---|
useragent | 148 | useragent | 85 |
シークレットモード 黒い | 135 | モバマス id | 81 |
ユーザーエージェント | 99 | ユーザーエージェントとは | 65 |
ユーザーエージェントとは | 92 | モバマス プロダクション 検索 | 48 |
user agent | 85 | ユーザーエージェント | 41 |
chrome シークレットモード 黒い | 70 | 古河気合筋肉 | 29 |
シークレットモード 黒 | 67 | user agent | 26 |
iphone pc フォルダ 表示されない | 49 | バカ毛 | 22 |
user-agent | 48 | 15 | |
バカ毛 | 45 | モバマス ユーザー検索 | 14 |
chrome シークレットモード デザイン | 44 | ギタドラ スキル | 12 |
iphone コンピューター 出てこない | 43 | モバマスid | 10 |
バカに毛が生えたブログ | 40 | iphone マイコンピュータ 表示されない | 9 |
ユーザエージェントとは | 38 | iphone コンピューター 出てこない | 9 |
chrome シークレットモード 黒 | 35 | user agent とは | 9 |
シークレットモード デザイン | 33 | user-agent | 8 |
シークレットウィンドウ 黒い | 25 | モバマス id 検索 | 8 |
useragent 調べる | 22 | モバマス プロデューサー 検索 | 7 |
シークレットモード 黒くなった | 21 | モバマス idジャンプ | 7 |
useragent とは | 21 | バカに毛が生えたブログ | 6 |
wordpress 記事が表示されない | 20 | モバマス 検索 | 6 |
ユーザエージェント | 19 | マイコンピュータ iphone 出てこない | 5 |
wordpress 投稿 表示されない | 19 | iphone パソコン フォルダ 表示されない | 5 |
キーワードプランナー 使えない | 19 | useragent 調べる | 5 |
ユーザーエージェント 調べる | 18 | iphone pc フォルダ 表示されない | 5 |
上位25位のみをクエリを引っこ抜いてみたわけなんですけど、見ているとどういうシチュエーションで検索をしているのかが想像できて面白いです。
PC独自KW
- シークレットモード 黒い:シークレットモードのデザインが黒いデザインに変化した際に驚いてその場で調べた
- wordpress 記事が表示されない:WordPressを今まさに使っている人
- キーワードプランナー 使えない:キーワードプランナーを今まさに使っている人
WordPressとかキーワードプランナーはPCで使う人が多いため特徴的なクエリなのかなと想像できます。
SP独自KW
- モバマス id/ギタドラ スキル:PCででも利用できますがスマホ向けのツールなのでスマホで使っている人が多い
- 古河気合筋肉:電車広告の話。電車の中で広告に気付いて調べている人
「古河気合筋肉」検索は多分電車の中で行われているのではないか? というシチュエーションが想像できて面白いですね。
クエリを検索している人の背景がわかるとページに設定する仕掛け(広告とか…)も工夫できそうです。
共通KW
あと、同じKWでも想像できるところはあります。
例えば「iphone pc フォルダ 表示されない」というKW。
これはiPhoneをWindowsに繋いでもフォルダ表示されないという記事なのですが、
- PCで検索している人:まさにPCが反応しない状況でPCブラウザで検索
- SPで検索している人:PCを点けている傍らスマホで検索(WindowsにiPhoneを繋いだままiPhoneで検索しているかも?/Windowsユーザー)
みたいなことが妄想想像できます。
こういう検索している人のシチュエーションを想像してみると、その人に向けてどういったコンテンツを配信するのが適切なのか、どうすればもっと良くなるのかが想像できます。
PC/SPのキーワード差分を見てみると検索者の背景が見えることがあるのでおすすめです。