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CSS Nite LP42「戦略志向のECサイト」参加レポートです。

公式:CSS Nite LP42「戦略志向のECサイト」(2015年10月3日開催)

 

CSS Nite LP42・セッション

1.戦略をWebサイトに落とし込むウェブサイト5階層概念モデル/権 成俊(ゴンウェブコンサルティング)
2.戦略のフレームワーク 3C/村上 佐央里
3.戦略からコンテンツを導く/小清水 貴子(ゴンウェブコンサルティング)
4.ユーザーシナリオで考える 構造、骨格、表層/権 成俊(ゴンウェブコンサルティング)
5.人気ECサイトから学ぶ、コピーライティングの秘訣/益子 貴寛(サイバーガーデン)
6.スマホEC売上アップのちょっとしたコツ50連発!/飯野 勝弘(モバイルコマース)
7.手間と時間をとことん節約 効率よく結果を出すSEO/住 太陽(ボーディ)
8.間接効果だけではない、売上を上げるユーザーレビューの使い方/岩本 庸佑(ギャプライズ)
9.ネット広告で“100%確実”に効果と売上を上げる仕組みとは?/加藤 公一 レオ(売れるネット広告社)
10.まとめと宣伝


 

戦略をWebサイトに落とし込むウェブサイト5階層概念モデル/権 成俊(ゴンウェブコンサルティング)

・戦略とウェブサイト
「売れないのはなぜ?」
誰のせいか?の議論になる

サイトが悪い
商品が悪い
集客が悪い

→戦略がないことが問題

「全ては戦略に従う」
事業全体の戦略

商品戦略
ウェブ戦略
広告戦略
実店舗の戦略

→戦略なくしてウェブサイトなし

■事例「ナッツとドライフルーツの小島屋」
小島屋|創業60年 上野アメ横 ナッツ・ドライフルーツ専門店

・創業60年
・東京アメ横に実店舗
・楽天ショップの売上が大きい
・2014年11月サイトリニューアル→売上前年比250%

改善ポイント
1.ターゲットの絞り込みと戦略の整理
2.コンテンツの企画制作
3.構造設計

・ユーザー目線でサイトを見てみよう。
モデル1
自宅でお酒を呑むときに食べる。
→おつまみのコンテンツがある/選ばれる理由がある
→「自宅で楽しむ高級バーの時間
→「お酒に合わせて選ぶナッツとドライフルーツ
→一覧表で確認することができる
→飲み物ページ
http://www.kojima-ya.com/fs/kojimaya/c/j001
→ナッツをクリックするとナッツのページに。
→左カラムに一覧メニュー

モデル2
お通しとしておつまみを仕入れたいバーの店長
仕入れページ
保存が効く・利益率などに触れる
ノウハウに移動
小島家の話のページに移動

(POINT)
興味が湧くコンテンツ
巡回のしやすい構造
小島屋を選ぶ理由

→UXをデザインしている
(ユーザーに最適な経験をさせるために機能や外見を設計・デザインすること)

■一般的なデザインの視点とUXの視点について
一般的なデザインの視点
→一般的な地図を表示

UXの場合
→歩いている時の写真で案内をする

■家を建てる場合
家族構成・生活スタイルを知る(要件定義)
(8人家族、車いすのおじいちゃんがいる、子供が4人いる)
→広いダイニング・車いす用トイレを用意

それぞれのユーザーシナリオの検討。時間帯、季節ごと、10年後の変化も考慮。

これを踏まえて間取りを考える

各部屋のレイアウトを決める

内装・家具設置

■(同じことを)ウェブサイトで考える
ウェブサイト5階層概念モデル
(一気通貫して考える)
・戦略(どうすれば買ってもらえるか)
・要件(コンテンツと機能)→コンテンツが先にあってをそこかわウェブサイト
・構造(サイトマップとナビゲーション)
・骨格(ワイヤーデザイン)
・表層(ビジュアルデザイン)

■まとめ
戦略をデザインに変換する
それがウェブサイト5階層モデル


 

戦略のフレームワーク 3C/村上 佐央里

「戦略を3Cで考える」

3C「お客様」「競合他社」「自社の強み」
→「競合他社」のことを見落としがち(他社で買っているお客様のこと)

(重要)
「お客様が求める価値」(健康食品を購入する人は「健康」を欲しい→食品ではなくてもいい)
「差別的優位点」(自社と他社を比較して自社を選ぶ理由。「3倍美容成分が入っている」と伝えてもお客様が求めていなければ強みにならない)
→この2つに答えられるのが「戦略の成立」という

■小島屋さんの3C

お客様「ナッツが欲しい」
→求める価値は?(美味しさ、コスパ、体に良い、美容に良い・・・など)

→求める価値はいろいろ:お客様を分けて考える
→絞り込み「おやつ」「おつまみ」「バー・レストラン仕入れ」「美容」「健康」

例1)家でおつまみを食べる人に絞って考える
おつまみユーザーの3C
「自宅でお酒をのむ時のおつまみ」(お客様)→お酒に合う・おいしさ

「自社直火ロースト濃い塩ナッツ」(自社の強み)

「スーパー・コンビニネットショップ」(競合他社)→競合と比較して同強みがあるのか(直火ロースト・濃い塩ナッツ(オリジナル))

→「小島屋さんが勝てる要因」が出てくる。

例2)バー・レストラン仕入れ
おつまみやお通しとして仕入れたい(お客様)→利益が出る、手間がかからない
ナッツ販売(自社の強み)
生ハム販売・チーズ販売・サラミ販売(競合他社)→他のおつまみと比較してもより利益が出る。提供が楽、長期保存可能

→仕入れのユーザーに「美味しい」と伝えても意味がない。利益や保存方法などの強みを訴える

(POINT)
絞りこむと勝ち目が見える
戦略が動き出す

制作者「お客様はこんなことを求めています」
→クライアント「こんな形で応えられるかも」(新サービス、新商品の検討も)

お客様が求める価値と競合との差別化をサイトに反映していく

■まとめ
戦略は3cで考える
お客様を絞り込む
戦略を後工程に引き継ぐ


 

戦略からコンテンツを導く/小清水 貴子(ゴンウェブコンサルティング)

■コンテンツは量より質
とにかくコンテンツを増やしてみる
→アクセスは伸びているが売上の伸びに繋がらない

・戦略的コンテンツ
「お客様が求める価値」「差別的優位点」を形にする

集客コンテンツ:調べたい人に効果的なコンテンツ→購入意欲低い
戦略的コンテンツ:買いたい人に効果的なコンテンツ

(POINT)
×集めて買わせる
◎買いたい人が集まる
→集客は結果にすぎない

戦略的コンテンツを作ればアクセスも伸びるし売上にもつながる

(戦略的コンテンツを作る流れ)
戦略から出てきたメッセージをどのように伝えるか

情報デザイン

コンテンツ作成

■コンテンツの形
・写真
・図・イラスト
・テキスト
・動画

(戦略から抽出したメッセージ)
・仕入業者:利益出る、手間かからない
・自宅でおつまみ:お酒に合う、パリパリしていておいしい、鮮度が違う


どう伝えるか
(図とイラスト)
http://www.kojima-ya.com/fs/kojimaya/c/k-select

・直火ローストについて。
→写真を撮ってみたもののよくわからなかったのでイラストにしてみた
→「直火ロースト」の図で表現

・鮮度が違う
→いろいろ詰めたらごちゃごちゃしたので「中間流通」が少ないことを中心に訴えた

・利益のでるおつまみ

(写真)
楽天にあったものを使用
プロに依頼する(お酒の写真)
自社にて撮影(パーティー・ピクニックの写真)

■ガイドコンテンツ

ニーズ:「喉が渇いた」
ウォンツ:「水を飲みたい」

・悪いガイド
お客様「掃除機がほしいんですが」
店員「どんな掃除機がほしいですか」
→お客様は掃除機の性能を知らないので答えられない。

お客様「えーと・・・」
店員「機能は? サイズは? 価格感は?」
お客様「また今度にします」
店員「決まったらまた来てね」
お客様(もう来ないよ。)

・良いガイド
お客様「掃除機がほしいんですが」
店員「お部屋の広さは? フローリングですか?」
お客様「一人暮らしでフローリングです」
店員「それなら吸引力が弱くても大丈夫ですよ。◯◯がおすすめです」
お客様「じゃあそれにします」

◎悪いガイドは「ニーズ」を聞いている


掃除機を選ぶ:吸引力が強い物を選ぶひとが多いですが実はオプションパーツを付けることで吸引力が弱くても掃除の効率が高まります。・・・ワンルームくらいのお部屋にお住まいの方でしたら・・・省エネスペース性にこだわって選ぶのが良い・・・
・吸引力:絨毯に絡まったゴミを取る場合はつよい吸引力が必要・・・
・省エネ:・・・・・・・・・・・・
・コンパクト:・・・・・・・・・・・・
・特殊機能・オプション:・・・・・・・・・・・・

配置的に左上にある「吸引力」に着目してしまうが、「掃除機を選ぶ」の箇所のガイドを読むことで「コンパクト」にも誘導できる。
(※スライドではメニューで左上に「吸引力」が配置されていました)

■まとめ
・戦略をコンテンツに
・ガイドコンテンツでニーズをウォンツに


 

ユーザーシナリオで考える 構造、骨格、表層/権 成俊(ゴンウェブコンサルティング)

■シナリオで考える構造。

ユーザーモデル別戦略的コンテンツ

TOPページに重要なコンテンツを詰め込んでしまうと認識できない

コンテンツ量産の弊害
→重要でないものを量産していくことで重要なものが埋もれてしまっている
→コンテンツは絞る

見せたい順番に並べてシナリオにする
→UX視点でデザインする(画面画面をパラパラ漫画のように巡回する)
→入れ過ぎると逆効果になる(ノイズになる)

最初に見せたいものをTOPに配置
小島屋さんの場合
TOP:直火ロースト・品揃え・卸価格

■シナリオで考える骨格と構造
ネットショップのテンプレート(TOPページに商品を提示)

×ドライフルーツを買いにきたお客様にナッツをプッシュしているとドライフルーツを買いに来たユーザーが興味を失う
◎TOPで振り分けてあげる(「あなたの探しているものはこっちに一覧がありますよ」と誘導してあげる。「バー・レストラン」「おつまみ」など)
→余計なものをどんどん捨てていく

・実際の解析から分かったこと
検索訪問キーワード:ニーズとウォンツが混在している

購入者のかごの中身を見ていく:ほとんどのお客様がナッツとドライフルーツの両方を購入している

→全ユーザーが「ナッツ」「ドライフルーツ」の両方に興味
シーンを考えると当たり前「おつまみ」「仕入れ」「おやつ」「料理」

その結果、TOPページのテキストのナビゲーションになった。ナッツとドライフルーツのシズル感を出す。
http://www.kojima-ya.com/

■まとめ
・戦略が必要 -無かったら、その必要性を伝えよう
・ウェブサイト5階層概念モデルでUXをデザインしよう(UXデザイナーとして働くつもりで考える)


 

人気ECサイトから学ぶ、コピーライティングの秘訣/益子 貴寛(サイバーガーデン)

■テーマ
生活提案と差別化

■生活提案
北欧暮らしの道具店
→福利厚生の一環として月に8個程度の商品を社員に提供している。

忙しいので文章は読んでもらえない→見出しが重要
→たまに苦しいコピーも「お部屋のあちこちに、気軽に運べる。」(ティッシュケース)
→「揃えて使う」(まとめ買いも促す)

写真は重要:投資だと思ってきちんとしたものを撮る

発信するチャネルの多様化もまた生活提案
→Instagramなど

Apple 2012年 売上高6,273億円
→学ぶことが多い

(とは言え・・・)
iPhone6s「唯一変わったのは、そのすべて。」→これはいいかどうか?(魅力を伝えられているか? iPhone6sを伝えられるか?)

■差別化

リニューアルを考える際には以下の2つを考える
・マーチャンダイジングの良さ(誰に送るか?など)
・フルフィルメントの良さ(決済手段など)

■まとめ
マーチャンダイジング×フルフィルメント=そのECサイトの本来の力

しかし現在は
・大型ショッピングモールの存在
・価格比較
・国際競争
・オムニチャネル
など環境は厳しくなるばかり。

常に生活提案と差別化を意識して取り組むことが大切。

(質問)
「手間を掛けずにコンテンツを作りたい」
→無理。精神的な障壁であればルーチンに変化させることで対応可能。


 

スマホEC売上アップのちょっとしたコツ50連発!/飯野 勝弘(モバイルコマース)

■スマホ市場の業界動向
現在の市場。7000万〜8000万台。ガラケーに戻っている人も。
20歳まではほぼ100%スマホ。ガラケーを知らない人もいる。

(予測)2018年
PCの台数8000万→6000万台
タブレット1300→3000万台
スマホ6000万→9000万台

ニッセン・楽天:売上の半分〜半分以上はスマホ

2020年にはスマホ・タブレットで75%程度の売上を占めるのではないか?

【原則】
1.スマホの最初に見られる画面は真剣勝負(1秒で直帰する。直帰を50%以内に抑えることを目標にする)
2.スマホはいきなり画面タッチの機械
3.タップ数、ページ数は徹底的に短く(時間がかかるので次のページに飛ばさない)
4.トップページは長いほうが良い
5.表示スピードに気を付ける
6.スクロールしても対象エリアが表示された際に画像をDLする
7.PCサイトを見るというリンクを付ける(1割程度、パソコンを見るユーザーがいる)
8.スマホは電話機(「カートに入れる」の下に「電話で注文する」ボタンを設定する)

【ちょっとしたコツ】
9.見やすい文字の大きさや字面(14px以上で。アクティブシニアには16px以上が良い)
10.適切なボタンの大きさ(44px以上)
11.縦長のページは上に戻るリンクを設定する
12.フリックを実装する際、隣のフリック画像が少し見えるようにする(横スライダーのちょっと端だけを見せる)
13.動画の再生時間(時間は15秒〜1分以内に。時間を付ける「この動画は◯秒です」)

【トップページ】
14.トップページのリンク(閲覧履歴・お気に入りは必須。「トップページへ」のリンクを敢えて付ける)
15.トップは1カラムか2カラムか(1カラムを推奨)
16.カテゴリには件数を記載する
17.運営会社や電話番号を記載する(運営会社がないと不安というのがある)
18.商品一覧の表示件数(20件表示〜無限スクロールする。次のページに飛ばすとモチベーションが下がる。タップをさせない)
19.キャッチコピーを入れる
20.商品一覧に別カテゴリを入れる(一覧を見終わった後に別カテゴリ)
21.タップした時に背景の色を変えるようにする
22.ECサイトの三種の神器(ランキング)
23.商品詳細ページには写真をたくさん使用する(横スライダーでローテーションさせる)
24.カートボタンは大きくし、その下にはお気に入りボタンを設置(お気に入りに人数を入れる)
25.ECサイトの三種の神器(ユーザーレビュー・最後のひと押し)
26.ECサイトの三種の神器(リコメンド・店舗のイチオシ)
27.ECサイトの三種の神器+2(アップセル)
28.ECサイトの三種の神器+2(クロスセル。ラジオを買ったら電池が必要)
29.縦長商品詳細ページでは複数の「カートボタン」を設置する(最低2つ、多くて3つ)
30.商品詳細ページでカラー・種類・サイズ等を選択する(プルダウンは隠れていてわかりづらい)

【カート】
31.レジに進むボタンがついてくる
32.トップページへ戻るボタンを追いておく(ショッピングを続けたい人向け)
33.カート上で個数変更ができ再計算できる(点数を変更した時点でリアルタイム反映)
34.カートから商品を削除できる(リアルタイムで反映)
35.カートに商品点数を入れる
36.新規客が多い場合は入力フォームへの導線を上部に設置する

【入力フォーム】
37.最高に入れやすい「入力フォーム」
38.氏名入力カタカナにしない
39.郵便番号を2枠にしない
40.電話番号を3枠にしない(数字入力にする)
41.生年月日をプルダウンにしない(つぼ八のサイトが使いやすい)
42.パスワードは入力した文字を認識できるように
43.余計なリンクは排除する
44.次ページのボタンは内容を記載する
45.ステップを明記する
46.未入力のフォームが残っている場合はボタンを押させないようにする
47.入力フォームのエラー文言はエラー内容に応じて使い分ける
48.注文完了ページで伝えること(シェアをしてもらう。FB/twitter)

※2個見逃しました…


 

手間と時間をとことん節約 効率よく結果を出すSEO/住 太陽(ボーディ)

■よくあるクライアントの間違い
・SEO至上主義。集客の課題を全部SEOで解決しようとする。他の手法に目を向けない。
・SEOの使いどころの間違い。SEOが不得意なことに集中している。結果が出ず行き詰まる。

■クエリ(検索キーワード)の種類で戦略を変える
検索意図とクエリの種類(と割合)

1.インフォメーショナルクエリ(85%)
知識や解決策を探す検索。調べ物を意図

2.ナビゲーショナルクエリ(10%)
特定のサイトやコンテンツへの移動を意図(ブックマーク代わりに検索)

3.トランザクショナルクエリ(5%)
購買や会員登録、ダウンロードなどを意図

「コンテンツの質を上げる」とは?
例)TVで番組の視聴率を上げたい
コンテンツの質を上げる=番組の質を上げる

インフォメーショナルクエリは広告を出すわけには行かないのでSEOで頑張る。

■自然検索は見られてる?
・SEOはどんなに頑張ったって、それが見られているとは限らない。一般の消費者は広告を見ている。

「ミネラルウォーター 激安」(トランザクショナルクエリ)の検索結果(スマホ)
Google:ファーストビューの中が全部広告
Yahoo!:ファーストビューの中にオーガニックが1枠

→今回の参加者は広告を見ていない人が多い
→職業病のようなものであれば危険。一般的には見るのが普通。

同検索結果でSEOを頑張って1位の楽天を倒しても表示されるのは広告の下。

「ミネラルウォーター 残留塩素」(インフォメーショナルクエリ)
Google:広告無し
Yahoo!:広告あり→ミネラルウォーターの残留塩素を探している人に広告を出しても売れない。無駄。

◎このキーワードはどんな検索意図があるのかを裏側ではだいたい推測している。

(「ミネラルウォーター 残留塩素」の検索結果を見ていると気付くこと)
深い階層でも表示される
1回の検索でクリックされる確率は高い(詳しく調べようとする)

■トランザクショナルクエリ
・検索結果は広告だらけ。SEOの競合も頑張りまくり。成果につなげるのは難しい。
・検索ボリュームは小さい。全体の5%ほど
・売れるキーワードだから確実に露出したい。リスティング広告で確実に押さえるのがセオリー
・広告と同時に楽天やAmazonへの参画も有効(→自分のサイトではなく楽天やAmazonで戦ったほうが有効なこともある)

■インフォメーショナルクエリ
・検索結果に広告は少なく、オーガニックが見られる。SEOの競合も少なく順位も取りやすい
・検索ボリュームは大きく、全体の85%ほど。表示されるのは主にコンテンツ。売り込みではない。
・情報収集をしている人が使うので、上位に表示されなくても見てもらえる可能性が高い。
・売上には直接繋がりにくく、広告は使えないのでSEOの無料トラフィックで集客する

■ECにおけるSEO
・検索者にとって検索は質問であり、検索結果はその質問の答えになるコンテンツが並ぶ場所
・SEOはインフォメーショナルクエリを重視するもので「調べ物の役に立つサイト」を作ること
・しかし「調べ物の役に立つサイト」が必ず「売れるサイト」であるとは限らないことに注意

■SEOに集中すべきポイント(右側は「髪の毛」問題での喩え)
・そのうち客(必要も興味もない)/ふさふさ→FB広告を使う
・おなやみ客(何らか対処が必要?)/ちょっと抜けてきた→SEO
・いますぐ客(どこで何を買おう?)/じゃあ俺はヅラにしてどこで買うかを考える→リスティング
・いちげん客(また買うべきかな?)→メルマガ
・おとくい客(友達にも勧めよう!)→ソーシャル

情報を収集する段階にリーチする
・購買行動の中で「おなやみ客」の段階にある人は特に積極的に検索し、情報収集する
・この段階にいる人達に効果的にリーチ出来るのはSEOだけ。まさにSEOの使いどころ。
・彼らにコンテンツを提供することで、ニーズが顕在化する。

■まとめ
・SEOは数多くあるウェブマーケティング手法のひとつ。全体を見て適材適所で使い分ける。
 インフォメーショナルクエリに集中する
 おなやみ客へのアプローチに集中する
 コンテンツは悩みにフォーカスする
・これらを忘れずにSEOが最も得意とするところに集中すると良い。


 

間接効果だけではない、売上を上げるユーザーレビューの使い方/岩本 庸佑(ギャプライズ)

・ユーザーレビューの要素
スターレーティング(★5つ)
レビュータイトル
レビューコメント(有効なレビューを書いてもらうのであれば例文などを提示すると良い)

・2種類のユーザーレビュー
商品に対するレビュー
ショップに対するレビュー

・信用できるユーザーレビュー
海外だとレビューが盛んで「Verified Buyer」(本当に買った)というバッジがある

・ユーザーレビューの現状
アメリカマーケットにおけるユーザーレビュー
Yotpo. 月間処理レビュー数 ひと月あたり5億件

・日本のユーザーレビューの現状
「レビュー」「口コミ」「ユーザーレビュー」のGoogleTrendの傾向を見ると「口コミ」が伸びている

ECサイトはやることが多いので必要性が分かりながらも優先度は後回しになっている

■ユーザーレビューの効果
「実際どうなの?」→購入した人に聞いたりして買うか買わないかを決める
(モチベーションが40〜50%くらいの人が100%まで上がって購入に繋がる可能性がある)

レビューはどのくらい気にされているのか
非購入ユーザーと購入ユーザーのヒートマップの違い
非購入ユーザー:サムネイルの画像がクリックされていた。レビューはクリック低い(3.9%)。
購入ユーザー:レビューページヘのクリック率が高い(23.8%)

画像ボタンは1桁秒内にクリック。レビューはその後。(色々見た後にレビューを見る)

・ポジティブなレビューもネガティブなレビューもひとつとして考える。
→ポジティブだけだと信ぴょう性がない
→ネガティブでも許容できるものであれば問題ない(配送が遅いなどを気にしない人には「配送が遅い」というネガティブ面は気にならない)

・レビューデータの分析
商品やサービスに対する生の評価
非常に満足:評価5
期待値通り:評価3
非常に不満:評価1

2〜3のレビューの間にある不満が「不満の解消」に繋がる
3〜4のレビューの間にあるものが「満足度向上」に繋がる

■ユーザーレビューの獲得方法
・カートについているユーザーレビュー機能
・Google認定ショップ
・サードパーティーの外部ツール
・外部サイト(ポイントサイト)
・カートシステムに自社開発でレビュー機能追加

■獲得状況
消費者の45%はモバイルデバイスでレビューを書き込む

(獲得の仕組み)
デバイスの最適化
ログインレス
RFO(レビューフォームの最適化)
プッシュ型(能動的に取りに行く)
HTMLメールの活用(メールからそのまま書き込める)
リクエストタイミングの最適化
特典
キャンペーン
ゲーミフィケーション
リアル会員からの獲得(オフラインからオンライン対応に移行)

(質問)
トンチンカンなレビューに対してはどう対応する?
→店舗の返信で「どこがダメかもっと詳しく教えて下さい」と個別対応をする
(店舗として良い対応をしているようにも見えるし、クローズドの対応に切り替わる)


 

ネット広告で“100%確実”に効果と売上を上げる仕組みとは?/加藤 公一 レオ(売れるネット広告社)

(公開していいか分からなかったのですがまさかのご本人降臨。OKとのことで公開します)

成功するためのルールは3つ

高いレスポンス
高い引き上げ
高いリピート

→多くの業者は「レスポンス」に集中しがち

商品テーマごとにカテゴリ別専用ランディングページを作る
(最悪)広告の飛び先をTOPページ
(×)商品ページに遷移させる
(◯)専用のページに移動させる

→本サイトはあくまでカタログページ(広告はチラシ)
→カタログからチラシへ

売れるLP:申し込みフォームを一体化して遷移を短くすると劇的にCVが上がる(日本は遷移が多すぎる)
カート(かご)→一つの商品を購入するのに「かご」を渡すのはおかしい
→フォーム一体型にする。

さらにLPの申し込み確認画面を有効活用すると劇的にアップセル率が上がる!
→無料モニターを申し込んだ時に本商品を「増量」「安め」として勧める。
→「今回は無料だけ」「本商品も一緒に買う」の選択肢

さらにLPの申し込み完了画面を有効活用すると劇的にアップセル率が上がる!
→完了ページを活用して「友達紹介」する

■引き上げ率・リピート率を驚異的に上げる方法。

レスポンス・引き上げ・リピート

メルマガがダメな理由3つ
・一斉配信する(事業主側の都合で配信する)
・いろんな商品を発送する(総合通販に多め)
・宣伝臭い

メルマガでどこに送客しているのか→本サイト(カタログ)

各ステージに合わせた専用フォローメールと専用ランディングページを制作すると引き上げ率・リピート率は大幅にUPする。

フォローメールの仕組み(1)
消費サイクルに合わせる配信で送信する
×商品が届いてもいないのにメルマガが来る
×商品が届いて2日でメルマガが来る
◯なくなるタイミングで送る(30日分の商品は25日目くらいに送る)

フォローメールの仕組み(2)
初回申し込み時間に合わせた配信をする
インターネットユーザーはライフスタイルに合わせて毎日同一時間帯にインターネットにアクセスする。
(20時に申し込みをしたお客様にはフォローメールも20時に配信する)

フォローメールの仕組み(3)
フォローメールからワンクリックで申し込みができるようにする
×2回目以降も毎回フォーム入力させる・ID/PW方式を取っている
(ID/PW入力方式はCVが最悪。ID/PWが多すぎて誰も覚えていない。エラーで離脱してしまう)
◯100人に送付する場合に個人情報の引数が入っているURLを配信→クリックで飛ぶと申し込みフォーム入力済み

→大手企業が泥臭いことをやってる。中小がやらないでどうして勝てるのか?

・勝ち組通販の最先端はCRMをLINEでもやっている
LINEビジネスコネクト(20年ぶりのCRM革命)

・ネット顧客に向けた工夫で引き上げ率UP
→同梱ツール
オフラインユーザーには電話番号を記載
オンラインユーザーには検索キーワード・QRコードなどを記載


 

まとめと宣伝

EC向けだったものの学びが非常に多いセッションが多かったです。

またぜひこの手のイベントには参加したいところ。そして行動しよう。

【宣伝】
迫ってきました2015/10/24の「In-house SEO Meetup powered by CSS Nite」で登壇いたします。
参加する皆様どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


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