なんで検索しようと思ったのか全然覚えていないのですが「2012 夏 旅行」と検索したところ、検索結果に2012年の情報がほとんど出てこないことに気が付きました。

 

実際の検索結果

実際の検索結果とその内容を確認してみましょう。

 
「2012 夏 旅行」
tabi

こんな感じで「2012」と指定しているのにも関わらず2015年の情報がほとんどです。

ちなみに年数を下げていっても2015年の情報が表示されます。
(段々件数は少なくなっていきます)

 
「2011 夏 旅行」
2011
6件が2015年の情報。

 
「2010 夏 旅行」
2010
1件が2015年の情報。2014年の情報も。

 
「2009 夏 旅行」
2009
2件が2015年の情報。

 
「2008 夏 旅行」
2008
2008年で2015年の情報が0件になりました。

 

2012年の検索をして2015年の情報が表示される理由

これは何故なのか?

非常に単純な話ですがURLを調べてみるとその秘密がわかります。

2012-url-1

(URL部分を拡大)
2012-url-2

URLを/summer/などで固定して、2012年も、2013年、2014年もも同じURLを使い回して中身だけを変更しているわけです。
/summer2012/のようなURL生成にすると2013年では使い回しができず、また新しいURLを生成しなくてはいけません。

2012年にも同じURL(/summer/)で「夏旅行」のコンテンツを作っていたため、そのURLで上位表示します。
ただし、中身が変わっているので「2015年」と表記されるという話。

この使い回しをすることによって年々獲得したリンクを積み上げていくことができます。

詳細は去年のインターネットコムの渡辺さんの記事がわかりやすいです。
SEO 担当者が2014年のクリスマス商戦に向けて準備しておきたい5つのルール – インターネットコム

 

まとめ

興味深い検索結果だったので取り上げてみました。
イベント系以外にも繰り返されるものなどで応用できるものがあるかも知れないので参考にどうぞ!


“【検索雑談】「2012 夏 旅行」の検索結果に見る季節・イベントのURL最適化” への1件のコメント

Search Console・サチコさんが何かを発動する時の顔など、読んでもSEOスキルが全然上がらなそうな検索ニュースまとめ(5/16~5/22) | バカに毛が生えたブログ にコメントする

CAPTCHA