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2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い (アスキー新書)

「この書き込みは釣りか、釣りじゃないのか?」というような視点で見たことがなかったので物凄く斬新でした。
釣り師の「釣り」ポイントなど心理をつくポイントが書かれていて楽しかったです。

 

もくじ

第1章 釣り師の世界

第2章 釣りを「マクロ視点」からみてみよう

第3章 「ミクロ視点」から釣りを見抜く重要性

第4章 釣り師はコミュニケーションを欲している

第5章 ネットスキルを駆使して釣りを見抜く

第6章 「社会の釣り」であるネットのデマを見破る

第7章 現役釣り師から聞く、釣り師の世界

 

気になった

(「2ちゃんねる」の板の一部が転載禁止後)クラウドソーシングなどで「2ちゃんねるまとめサイト用のエピソード捜索案件」が募集されていた。

投稿されたエピソードは「創作」されたストーリーだと考えればどれも陳腐なものが多い。しかし「真実」というフィルターをかけることで、山門恋愛ストーリーも、多くの人を感動させる投稿に変貌する。

「これがもし創作文章で読み手を騙したいのであればその目的はなんだろう」と考える。

(釣り師を見分けるのに)「フックを見つける」方法は有効なやり方

「釣り師は自分の経験やスキル、そして自己の想像能力を超えたエピソードを書くことができない」

釣り師の動機

釣り師が好んで使う対立キーワード

「空気読まずに書いてみる」「続きます」などのおきまりのフレーズ

Google画像検索から釣りチェック

デマを見破るポイント

 

感想

前述の通り「釣りかどうか?」視点で今まで文章を読んだことがなかったので、釣りを見破るのにここまで本格的にやっているのに驚きましたw
この本を読んだ後に発言小町とか知恵袋を読んでその文章の「引っかかりポイント」を見ると物凄く面白いです。

web界隈でも「いいコンテンツ・話題になるコンテンツを作る」というのが最近よく話題に上がりますが、その視点が抽象的すぎて分かりづらい。
そこでこの本に記載されている視点でコンテンツを読むと「どのポイントで人が反応するのか?」がおぼろげながら見えてきます。そこが非常に勉強になるなーと。
(と言っても、小町とか知恵袋で反応したくなるものってコンテンツに完全に活かせるかっていうと、あまりに燃料を透過しているものが多くてそうでもなかったりするんですけどねw)

単純な釣り見破りのテクニックではなく「人の心を惹きつける」という考え方としてとても勉強になった本。
めちゃくちゃ面白いです。おすすめ。


(書籍・kindle両対応)