検索結果に出てくるスニペット(説明文/要約文)が拡張している事例があったので紹介。
※前にも一部であったような気がしますが、記事として見当たりませんでした。あったら教えて下さい!!(記事の一番下に追記しました)
スニペットとは?
スニペットとは、一般的には「切れ端」「断片」という意味の英語である。IT用語としては、プログラミング言語の中で簡単に切り貼りして再利用できる部分のこと、または、検索エンジンによる検索結果の一部として表示される、Webページの要約文のことである。
(スニペットとは – IT用語辞典 Weblio辞書)
今回扱うのは検索結果に出てくる説明文のこと。
meta descriptionなどから引用されることが多く、公式のチェックシートでは「160文字以下」という文字数が推奨されています。
メタデータ(descriptions)はページの概要を表すものであり、Google や他の検索エンジンの検索結果ページで頻繁に使用されます。ページごとに、160文字以下の固有の説明を設定しましょう。
(Google ウェブマスター向け公式ブログ: 「検索エンジン最適化(SEO)クイック チェックシート」が完成しました。あなたのお友達やご家族にもどうぞ!)
個人的には130文字前後が表示範囲と感じています。
拡張されたスニペットの事例
拡張例をあげる前に通常の事例をピックアップ。
(2012/12/28 「スマホ・PC検索で文章を綺麗に表示させるdescriptionの設定方法」より)
約100~130文字。
現在も通常はこの程度の文字数になっています。
それでは拡張されたスニペット事例を確認してみます。
「バカに毛が生えたブログ google bing yahoo!」
200文字以上の表示がされています。
スマートフォンは?
スマホの場合は通常40~50文字のスニペットを引っ張ってくる印象があったのですが、こちらも一部で拡張されている模様。
ただ、PC版で長いスニペットのものがスマートフォンでも長いわけでもないのが特色。
「バカに毛が生えたブログ google bing yahoo!」
引っ張ってくる場所もやや違います。
以前更新した「スマホ・PC検索で文章を綺麗に表示させるdescriptionの設定方法」はまだ適用できそう。
どうして文字数が増えるのか?
色々なキーワードを確認してみたのですが検索クエリが複数になった際に、その検索クエリをスニペットの中に何とか押し込もうとする傾向にあるように感じました。
今のところ原則的には公式の160文字(おすすめしたいのは130文字前後w)を基準に見ていただいて問題ないかと思っています。
ちなみにYahoo!の検索結果にも同様の文字数です。
追記(2013.3.27 8:03a.m.)
過去にもこんな事例があったとの情報をいただきました。ありがとうございます!
Google、検索結果のスニペット(snippets)に従来より多めの文字数 (実験?) – 無題なブログ – Yahoo!ブログ
2009年くらいにもあったんですね。
あとは2006年、海外の事例。
これ、英語がわからなくても伝わってくるのが凄くいいなあw