というわけで、読了しました。

リーダーシップの旅 見えないものを見る

「リーダーシップ」と「マネジメント」の違いが感覚的にも分かりやすく説明されていて、その切り口が面白い。

 

目次

「リーダーシップ」はなぜ心に響かないのか
リーダーシップの旅
なぜリーダーシップが必要なのか
旅の一歩を阻むもの
旅で磨かれる力
返礼の旅

 

気になったフレーズ

 

天安門事件で戦車の前に立ちはだかった青年にリーダーシップを見る

リーダーシップは「見えないもの」を見る旅、大きな絵を描くということ

リーダーの影響力が行使されるには、フォロワーが「喜んでついてくる」というのが不可欠

キング牧師の演説

何を実現したいのかを考えなおす

アクティブノンアクションという罠

「忙しいから絵が描けないのではなく、描けないから忙しいだけだ」

スープストック・遠山さんの最初の展望

やるといったらやる。途中で逃げない。

幻想エリートから抜けるには名刺や肩書きを一旦捨てる

最初は高邁な理想である必要はない

徳を身につける

スパイダーマンの話

 

感想

 

「天安門事件で戦車の前に立ちはだかった青年にリーダーシップを見る」という部分から切り口が斬新です。
が、一連の流れを見ているとどうしてそこにリーダーシップを見いだせるのかが非常に分かってきます。

仕事などで管理上誰かを従える立場の人は多いかと思いますが、この本で言うところの「リーダーシップ」を持っている人はどれくらいいるでしょうか。

自分はこの仕事を通してこういうことをやりたい、こういう絵を思い描いている。
自分の描く絵が実現するとこんなことがあるよ、こんなふうに楽しくなるよ。

そんな風に自分の思い描いている理想像を伝え、リーダーシップをとれている人がどれくらいいるのか。
単純に「係長」「課長」「部長」というマネジメント、管理者、責任者、に留まってはいないか?

思想的な部分にはなりますが、何かを為していく上で物凄く重要だと感じました。面白かった!

言ってしまえば「ファン」というのも「フォロワー」に似ているかもしれませんね。
こいつは面白いことをしてくれそうだ、とか、なにか新しいことを生み出しそうだ、とか。

そんなサイトに、なりたい。
夢をもっと描いていかないと。アクセス数とかそんなんじゃなしに。


コメントをどうぞ

CAPTCHA